共通テスト対策でどの予想問題を買うか悩んでいる方は多いと思います。
また、インターネットで検索すると「パックV ゴミ」という予想検索が出てきて心配な人もいると思います。
そこで、パックVを実際に使った私が、パックVの難易度、問題の質、他の予想問題パックについて解説します ^^
パックVとは?
パックV(ファイブ)は駿台が作った共通テストの予想問題のセットです。
各科目それぞれ5回分の予想問題と解答があります。
直前チェック総整理というポイント集の冊子が付属しています。
駿台文庫のサイト(こちら)ではパックVが高等学校採用限定図書と書いてあるように、高校が生徒に購入の案内を出すことがあります。
私も高校生の時に全科目買わされました。
一方、駿台は駿台予備学校の高卒生に一部の科目だけ勝手に購入し配ります。
私は浪人時に、自分が共通テストで受験する物理、化学と地理を購入させられました。
国語、数学、英語の購入は任意でした。
難易度
5回分予想問題があり難易度はまちまちです。
共通テストの過去問よりも簡単な試験もあれば難しい試験もあります。
難しいという声を聴きますが、後で説明するように問題の質がいまいちなので点が取りにくいだけです。
問題の質
国語と英語は共通テストやセンター試験の過去問と比べると選択肢の質が高くないです。
選択肢がどれも正しくないように思える問題がいくつかありました。
数学と理科は問題の質は悪くはないですが、2次試験で出題される良問を共通テストの形式に合わせたように感じました。
実際の共通テストではもっと独創的な問題が出題されます。
社会は、問題の形式がセンター試験の雰囲気から抜け切れていませんでした。
また、共通テストでは思考力が重視されるのに、細かい知識を必要とする問題がありました。
結論:買うべきか?
パックVは駿台の作った共通テストの予想問題です。
科目ごとに販売されていてそれぞれ5回分の問題がついています。
高得点は取りにくいですが、問題の難易度は標準的です。
数学や理科の問題の質はまずまずですが、共通テストの問題の傾向とは少し異なります。
一方、国語や英語は解答の選択肢の質が高くないことがあります。
少し酷評しましたが、これはどの予備校の共通テストの予想問題にも当てはまることです。
パックVは1科目5回分も付いてきて良い練習になるはずなので、パックVを入手したからにはしっかり解きましょう。
なお、私は共通テスト本番では8割5分でしたが、パックVでは8割を少し下回るくらいでした。
(パックVの国語と英語は特に点が取りにくい気がしました。)
私の成績についてはこちら
他の予想問題は?
どの予想問題も、問題の質はセンター試験と共通テストの過去問には劣ります。
共通テストの過去問を解いていない人は過去問を優先して解きましょう。
過去問を解いた人は次の予想問題パックも検討してみてください。
予想問題パックは共通テスト全科目が1回分ずつ入った問題セットのことです。
定番の予想問題パックをご紹介します。
駿台 青パック
青パックは駿台が作った予想問題パックです。
こちらは誰でも購入することができます。
パックVを使っている人は、過去の青パックと問題が一部重複する可能性があるので注意してください。
河合
これが1番メジャーな予想問題パックだと思います。
実際の共通テストよりも少し簡単~標準的な難易度です。
どれを買うべきか迷っている人はこちらを購入するのが良いと思います。
Z会
難易度が非常に高いのが特徴です。
東大などの難関国立大を志望する人、共通テストで85%以上を目指す人にはこちらもおすすめします。
難しい問題を解いておくと、本番で難しい問題が出題されてもあまり動揺しないと思います。
ただし、この予想問題パックだけを使うのはやめましょう。
自信を無くす可能性があるからです。
私は浪人時にz会の予想問題パックを使用し7割しか取れませんでしたが、本番での得点率は87%でした。
その他
共通テストの問題の解き方や勉強法を解説しています。
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最後まで見ていただきありがとうございました。この記事の情報が役に立てば幸いです。
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