共通テスト大学受験

パックVの難易度は?科目別の平均点と本番の点数|買うべきか・青パックとの違いも解説

【パックV】パックVはくべき?難易度は?問題の質は? 共通テスト
この記事は約18分で読めます。

※この記事は広告を含みます

 

共通テスト対策でどの予想問題を買うか悩んでいる方は多いと思います。

また、インターネットで検索すると「パックV ゴミ」という予想検索が出てくることから、多くの人がパックVに不満を抱いていていることがわかり、パックvを注文してよいか不安になると思います。

そこで、パックVを実際に使った私が、パックVの難易度、問題の質、他の予想問題パックについて解説します ^^

先に結論

  • パックVの問題の難易度は標準的です。ただし国語・英語は選択肢にクセがあり、点は取りにくいです。
  • 当ブログの点数アンケートでは、主要科目の平均点は6〜7割でした(科目別の平均点)。
  • 私はパックVで8割を少し下回りましたが、本番は8割5分でした。パックVで点が低く出ても焦らなくて大丈夫です(本番との点差)。
  • パックVは書店では買えません。持っていない人は、誰でも買える青・桃・緑パックで代わりになります(4つのパックの難易度比較)。

パックVとは?

パックV(ファイブ)は駿台が作った共通テストの予想問題のセットです。

各科目それぞれ5回分の予想問題と解答があります。

直前チェック総整理というポイント集の冊子が付属しています。

 

駿台文庫のサイト(こちら)ではパックVが高等学校採用限定図書と書いてあるように、高校が生徒に購入の案内を出すことがあります。

私も高校生の時に全科目買わされました。

 

一方、駿台は駿台予備学校の高卒生に一部の科目だけ勝手に購入し配ります。

私は浪人時に、自分が共通テストで受験する物理、化学と地理を購入させられました。

国語、数学、英語の購入は任意でした。

このように、パックVは学校や予備校を通して配られる教材で、書店には並びません。
自分が受ける科目が配られなかった場合、手に入れるのにいちばん現実的なのはメルカリです。

青パック・桃パック・緑パックとの違いはこの記事の後半でまとめています。
学校や予備校から取り寄せる場合の手順はパックVの買い方へどうぞ。

なお、パックVを2周目も解くつもりなら、解答用紙は先にコピーを取っておいてください。1回目の書き込みが残っていると、2周目がただの答え合わせになってしまいます。

 

難易度:難しい?

5回分予想問題があり難易度はまちまちです。

共通テストの過去問よりも簡単な試験もあれば難しい試験もあります。

難しいという声を聴きますが、後で説明するように問題の質がいまいちなので点が取りにくいだけです。

科目別の難易度:アンケートの平均点

「難しい」と言われる科目が本当に難しいのかを確かめるために、当ブログでパックVの点数アンケートを取りました。回答が集まった科目の平均点は次のとおりです。

科目回答数平均点得点率目立った傾向
国語(第1回)15件121点/200点約61%古文の大問が最も低い(45点中21点)。小説・古文・漢文が難しいという声
数学IA(第1回)11件61点/100点約61%後半の第4問が最も低い(20点中11点)
数学IIBC(第1回)5件68点/100点約68%時間が足りないという声
英語リーディング(第1回)9件71点/100点約71%第2回は79点(5件)。初めて時間が足りなかったという声
英語リスニング(第1回)6件68点/100点約68%—
物理(第1回)5件64点/100点約64%—
2024年12月に当ブログで集めた、2025年度入試用パックVの点数アンケート。回答が2〜3件しかない科目・回は省いています。回答数が少ないので、全国平均ではなく目安として見てください。

どの科目も平均点は6〜7割に集まっていて、手も足も出ないほど難しい科目はありません。
その一方で、平均が8割を超えた科目は1つもありません。「難しい」というより「高得点が出にくい」問題集だと考えるのが実態に近いです。

国語は古文、数学IAは後半の大問で点が落ちていて、英語は時間切れの声が目立ちました。
パックVで点が伸びなかった人は、まずこの3つのどれに当てはまるかを確認してみてください。

アンケートの回ごとの平均点や、自分の点数から偏差値を出す式は、こちらの記事に載せています。

パックVの点数と本番の点数

私の場合、パックVの得点率は8割を少し下回るくらいでしたが、共通テスト本番では8割5分でした。
浪人時に使ったZ会の予想問題パック(緑パック)は7割でしたが、本番は87%でした。

予想問題パックは、本番より点が低く出やすいと感じています。
パックVで目標点に届かなくても、それだけで志望校を下げる必要はありません。大事なのは、点数よりも「どの単元で落としたか」です。解いた後にやることは、このあとの「パックVで点が取れなかった科目、どうしますか?」の章にまとめています。

青パック・桃パック・緑パックとの難易度比較

よく比べられる4つの予想問題パックを、難易度と買える場所で並べるとこうなります。

パック作っている所買える場所難易度の目安
パックV駿台学校・予備校経由のみ標準的。ただし選択肢のクセで点は取りにくい
桃パック河合塾書店・ネット本番より少し易しい〜標準的
青パック駿台書店・ネットパックVと同じ駿台作成。過去の青パックと一部重複の可能性あり
緑パックZ会書店・ネット4つの中でいちばん難しい

それぞれの詳しい特徴と、何種類買えばいいかはこの記事の後半で解説しています。

 

問題の質

 

国語と英語は共通テストやセンター試験の過去問と比べると選択肢の質が高くないです。

選択肢がどれも正しくないように思える問題がいくつかありました。

数学と理科は問題の質は悪くはないですが、2次試験で出題される良問を共通テストの形式に合わせたように感じました。

実際の共通テストではもっと独創的な問題が出題されます。

社会は、問題の形式がセンター試験の雰囲気から抜け切れていませんでした。

また、共通テストでは思考力が重視されるのに、細かい知識を必要とする問題がありました。


結論:買うべきか?

パックVは駿台の作った共通テストの予想問題です。
科目ごとに販売されていてそれぞれ5回分の問題がついています。

高得点は取りにくいですが、問題の難易度は標準的です。

数学や理科の問題の質はまずまずですが、共通テストの問題の傾向とは少し異なります。
一方、国語や英語は解答の選択肢の質が高くないことがあります。

 

少し酷評しましたが、これはどの予備校の共通テストの予想問題にも当てはまることです。

「パックvを買うべき」とは言えませんが、パックVは1科目5回分も付いてきて良い練習になるはずなので、パックVを入手したからにはしっかり解きましょう。

なお、私は共通テスト本番では8割5分でしたが、パックVでは8割を少し下回るくらいでした。
(パックVの国語と英語は特に点が取りにくい気がしました。)

私の成績についてはこちら


パックVで点が取れなかった科目、どうしますか?

先ほど書いたとおり、私もパックVでは8割を下回りました。
それでも本番では8割5分まで戻しています。

直前期に大事なのは、点数そのものではなく「どの単元で落としたか」です。

パックVを解きっぱなしにするのがいちばんもったいないので、解いた後にやるべきことを2ステップで書いておきます。

ステップ1:間違いを「単元単位」まで分解する

やりがちなのが、「地理が悪かった」で止めてしまうことです。
これだと次に何をすればいいのかが分かりません。

そうではなく、「気候区分の判定ができない」くらいまで細かく分解してください。
ここまで落とし込めると、やるべきことが1つに決まります。

パックVは1科目5回分あるので、これが強力な武器になります。
5回分の間違いを並べてみて、同じ単元を繰り返し落としているなら、それが本当の弱点です。
1回分だけでは「たまたま」と区別がつきませんが、5回分あれば見抜けます。

そもそも時間が足りなくて解ききれなかった、という人は共通テストの解き方をまとめた記事も参考にしてください。

ステップ2:その単元だけをピンポイントで潰す

弱点が1つに絞れたら、あとはそこだけを潰すだけです。

ただ、直前期に参考書を1冊はじめから読み直す時間はありません。
ここが直前期のいちばん難しいところです。

その点、映像授業なら必要な単元だけを選んで見られるので、直前期の使い方としては相性がいいです。
私がおすすめしているのはスタディサプリの共通テスト対策講座で、プロ講師の解説を1単元だけピンポイントで受けられます。

特徴・料金・どんな人に向いているかは、こちらの記事で詳しく解説しています。

初回の方は14日間の無料体験があるので、直前期に使えるかどうかを実際に試してから決められます。
(無料体験はWebサイトからの申し込み、かつクレジットカード決済の場合のみ適用されます)

科目別の立て直し方

私が特に時間をかけた科目については、勉強法を別記事にまとめています。
パックVで落とした科目があれば、あわせて読んでみてください。

地理|本番で9割を取ったときにやっていたこと

物理|基礎問題集でつまずいたときの立て直し方

数学|典型問題は解けるのに、初見の問題で手が止まるとき

なお、この記事の後半では共通テストで8割以上を取るための勉強法も紹介しています。

パックVの買い方

パックVは基本的に「学校や予備校経由で注文」する教材です。

学校や予備校に頼めないけど、どうしても買いたい人はメルカリで購入しましょう。

下の赤いボタンを押すと、メルカリのパックVのページにジャンプします。


過去問・他の予想問題は?

共通テストの過去問を解いていない人は過去問を優先して解きましょう。

共通テストの過去問や予想問題集は早めに購入しておくのが望ましいです。

下の「Amazonで最新価格をみる」ボタンをタップすると、商品ページに移動します。

移動した先のリンクを保護者の方に送って、保護者の方に注文してもらえば、すぐに勉強を始められます。

本屋で買うのも選択肢の一つですが、非常に重いですし、売り切れていることも多いので、私は親ににAmazonや楽天で注文してもらっていました。

  

過去問である程度演習した人は、これから紹介する予想問題パックにもチャレンジしましょう。

定番のおすすめ予想問題パックをご紹介します。

河合塾の共通テスト対策問題パック(通称: 桃パック)が1番メジャーな予想問題パックだと思います。

実際の共通テストよりも少し簡単~標準的な難易度です。

どれを買うべきか迷っている人はこちらを購入するのが良いと思います。

 

青パック(共通テスト実戦パッケージ問題)は駿台が作った予想問題パックです。

こちらは誰でも購入することができます。

パックVを使っている人は、過去の青パックと問題が一部重複する可能性があるので注意してください。
(重複しないよう配慮されているはずですが…)

  

Z会の共通テスト予想問題パック(緑パック)は難易度が非常に高いのが特徴です。

東大などの難関国立大を志望する人、共通テストで85%以上を目指す人にはこちらもおすすめします。
難しい問題を解いておくと、本番で難しい問題が出題されてもあまり動揺しないと思います。

ただし、この予想問題パックだけを使うのはやめましょう。
自信を無くす可能性があるからです。

私は浪人時にz会の予想問題パックを使用し7割しか取れませんでしたが、本番での得点率は87%でした。

なお、予想問題パックで点が伸びるかどうかは、それまでにどれだけ土台を作ってきたかで決まります。私は高2から2年間Z会の通信教育を受講し、現役時の共通テスト本番で85.7%を取れました。実際に受講してどうだったかはZ会 高校生講座の正直レビューに、良かった点も後悔した点もそのまま書いています。


予想問題パック何種類買う?

✅共テ利用の私大受験が多い人, 共テの配点が高い人

パックV + 「河合 桃パック」がおすすめ

✅共テの足切りが高い(最難関大など)

パックV + 「Z会 緑パック」がおすすめ

✅パックVを持っていない人

「駿台 青パック」と「河合 桃パック」
or
「駿台 青パック」と「Z会 緑パック」
がおすすめ

保護者の方に各予想問題のリンクを送りネットで注文してもらいましょう!


本番で「8割以上」を目指す共通テストの勉強法

実際の共通テストで85%以上を取った私がおすすめする勉強法を紹介します。

共通テストは形式への慣れと演習が全てです。

マークは黒鉛筆で。シャーペンは使えません

共通テストのマークに使えるのは黒鉛筆(H・F・HB)だけです。
大学入試センターの「受験上の注意」で、シャーペンはメモや計算に使う場合に限ると決められています。

パックVを解くときも、マークは鉛筆で塗っておきましょう。マークを塗る時間まで含めて、本番と同じ条件で練習できます。

当日の持ち物と服装はこちらの記事にまとめています。


私の共通テストの解き方

共通テストの問題の解き方を解説しています。

ぜひ見てください!

最後まで見ていただきありがとうございました。この記事の情報が役に立てば幸いです。

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