TOEICは就職活動や大学の単位取得において重要な資格の一つですが、その受験料が高すぎると感じたことはありませんか?
2025年2月現在、TOEIC® Listening & Reading公開テストの受験料は**7,810円(税込)**と、大学生にとっては大きな負担です。
特に、毎年のように受験料が値上げされている現状に、不満を感じている方も多いでしょう。
本記事では、TOEICの受験料の高さが妥当なのか分析するとともに、大学生がより安く受験できる方法を紹介します。
TOEICの受験料は高すぎる?
TOEIC® Listening & Reading公開テストの受験料は、2025年2月現在で**7,810円(税込)**となっています。
この価格は、大学生にとって大きな負担となる金額です。
価格は妥当なのか?

TOEICの受験料は毎年のように値上げされており、特に学生にとってはかなりの出費になります。
TOEICの高い受験料は妥当なのでしょうか?
問題の作成や会場の手配などでお金がかかるのかもしれませんが、大学受験の模試と比べてみると高く感じます
例えば大学受験の模試では5教科分の記述試験(マーク形式なら9教科)をほぼ同じ値段で受験でき、
- 解答解説の冊子
- 偏差値などの詳細なデータ
をもらうことができます。
しかし、TOEICでは英語1教科のみであるにもかかわらず、
- 解答冊子がもらえない
- 問題冊子も回収され、復習ができない
といった制約があります。
もちろん、TOEICには公式認定証が発行され、履歴書に記載できるというメリットはありますが、それを考慮しても受験料が高すぎると感じる方は多いでしょう。
英検と比較

TOEICと同じような英語の資格試験として「英検」があります。英検の検定料は以下の通りです(2025年2月現在)。
試験 | 受験料(税込) |
---|---|
英検準一級 | 10,500円 |
英検二級 | 9,100円 |
英検の方がTOEICよりも受験料は高いですが、
- ライティングの記述試験(要約・意見など)が含まれる
- 二次試験のスピーキング(面接)がある
- 問題冊子を持ち帰ることができ、復習が可能(一部例外あり)
という点を考えると、その価格設定には納得できます。
一方、TOEICはマークシート形式のみの試験であり、スピーキングやライティングが含まれないにもかかわらず高額です。
そのため、TOEICの受験料がここまで高いことに私は納得いきません。
大学生が安く受験する方法
大学生がTOEICを安く受験する方法をご紹介します。
学割は?
残念ながらTOEICに学割はないので他の方法を考えましょう。
1. 大学生協を通す(団体受験)

大学生であれば、**大学生協を通じて団体受験(IPテスト)**を利用することで、安く受験することが可能です。
例えば、早稲田大学生協では、TOEIC L&R IPテストの受験料は4,500円(税込)(2025年の予定)となっており、通常の公開テストよりも3,000円以上安くなります。
大学生協を通すメリット
- 受験料が安い(約4,500円)
- 自分の大学のキャンパスで受験できる
- 試験会場を事前に知っているため安心
- 学生証のみで受験可能(受験票の顔写真不要)
デメリット
- 試験の日程が大学生に合わないかもしれない(なぜか中間試験・期末試験の期間中に行われます)
- IPテストでは公式認定証(Official Score Certificate)が発行されない
- 企業や大学によっては公式スコアとして認められない場合がある
ただし、日々の英語学習の成果を知るためだけに受験するなら、公式認定証が発行されなくても問題ないでしょう。
2. リピート割引を活用する

TOEICには「リピート割引」制度があり、過去2年間にTOEIC公開テストを受験したことがある人は、通常の受験料よりも安く受験できます(これは大学生に限りません)。
通常受験料(税込) | リピート割引受験料(税込) |
7,810円 | 6,710円 |
リピート割引を利用することで、1,100円安く受験できるため、定期的に受験する予定の方は活用するとよいでしょう。
ただし、大学生協の団体受験では何回受けても安くはならないはずです。
まとめ
TOEICの受験料は年々高騰しており、大学生にとっては大きな負担となっています。しかし、
- 大学生協を通した団体受験(IPテスト)
- リピート割引
を利用すれば、通常よりも安く受験することが可能です。
TOEICのスコアは就職活動や資格試験の足掛かりとなるため、コストを抑えつつ効率的に受験する方法を検討してみてください。
最後まで見ていただきありがとうございました。この記事の情報が役に立てば幸いです。
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