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【理系大学生】TOEIC 800点を大学3年生までに目指すべき理由 | 就活 大学院 留学

理系大学生が大学3年までにTOEIC 800点を目指すべき理由 TOEIC
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「理系だから英語は後回しで…」と考えていませんか?

研究テーマ、専門科目、実験…理系学生は忙しくなりがち。

だからこそ、大学3年生までにTOEICで800点を取ることが強い武器になります。

本記事では、理系学生の現状データ・就活や研究での具体例を交えて、その理由と実践法を解説します。

理系学生の英語スコアと平均

まずは「現状」がどのくらいかを把握することで、目標設定の意義が明らかになります。

データ項目内容
新入社員の平均スコア(TOEIC L&R/技術職含む)全体の平均スコアは 608点。学生の平均は約581点。(一般財団法人 国際ビジネスコミュニケーション協会)
文系 vs 理系 新入社員スコア(2017年)文系:平均約529点、理系:平均約459点。=文系より70点ほど低い傾向。(rikelab.jp)
大卒社会人のTOEIC平均スコア約730点。出身大学別でも、上位大学(ICU, 東大, 外語大など)では800点以上を取っている卒業生が多い。(日経キャリア)
就活で「800点以上」の評価TOEICスコア 800〜895点 を持つと、「英語を仕事で使える」「外資系・国際的環境で戦える」と評価されるケースが多い。(Digmee)

これらからわかること

  • 理系学生の平均スコアは、理系が英語学習にかける時間や経験の不足に起因して、文系学生の平均に比べて低い。
  • 社会人でも大体700点前後が平均で、スコアが高いほどキャリア上の選択肢が広い。
  • TOEIC800点以上を取れている学生・社会人は、「ただ基礎がある」だけでなく、「実践で英語を使うポジション/外資・国際系企業」での評価が上がる

 

なぜ「大学3年生まで」に800点を目指すべきなのか

大学3年生までにTOEICで800点を取ることには、理系学生にとって非常に大きな意味があります。

ここでは「就活・大学生活・キャリア形成」という3つの観点から、その具体的なメリットを整理していきます。

① 就活・インターンで強力な武器になる

  • 早期選考・サマーインターンでの差別化
    大学3年の夏から始まるインターンシップでは、応募段階でTOEICスコアを提出させる企業が少なくありません。
    特に総合商社、外資系コンサル、グローバルメーカーなどでは「英語力」を重視します。

    この時点で800点を持っていれば、エントリーシートに堂々と書けるだけでなく、選考通過率も高くなります。
    逆にこの時期にスコアがないと、インターン参加自体が難しくなるケースもあります。
  • 理系=専門力だけでは足りない
    研究職や技術職では専門知識が強みになりますが、就活初期の段階で企業はそこまで深く見ていません。
    むしろ「汎用スキル(英語、論理的思考、数値処理力など)」で候補者をふるいにかける傾向があります。
    そこでTOEIC800点という客観的な指標は、理系学生にとって即効性のあるアピール材料になります。

  

② 学部3年以降は勉強時間が圧倒的に足りなくなる

理系の学部生活は、3年後期以降から急激に忙しくなります。

  • 研究室配属 → 研究に追われる日々
  • 専門科目の難易度上昇 → 試験・課題の負担増加
  • ゼミや卒研の準備 → 英語学習に割ける時間が激減

つまり、TOEIC対策を3年以降に先延ばしすると「忙しさに流されて結局スコアを取れない」ケースが非常に多いのです。
その結果、就活直前になって「もっと早くやっておけばよかった…」と後悔する学生が少なくありません。

時間に余裕のある1〜2年生のうちに基礎を固め、3年の前半で仕上げて800点を達成するのが最も効率的です。

 

③ 高スコア者との「明確な差別化」ができる

TOEICの平均点を見てみると:

  • 新入社員の平均:およそ 600点台前半
  • 学生の平均:580点前後
  • 理系新入社員に限ると:450〜500点台 が多い

この中で800点以上を持っている学生は、上位1〜2割に入ります。
つまり、「理系なのに英語もできる人材」として企業から強く印象づけられるのです。

特に理系は「専門性では差がつきにくい」ため、TOEICスコアのような横の比較ができる武器を持っていることは就活で大きなアドバンテージになります。

 

④ 文系就職を狙う理系学生にとっては「唯一の武器」

ここが非常に重要なポイントです。

近年、理系大学生の中にも「大学院に進まず、文系就職(コンサル、金融、総合商社など)を目指す」人が増えています。さらに、大学院を修了してから文系就職に挑戦するケースも少なくありません。

しかし、実際にその道を進んだ人に話を聞くと、**「理系のバックグラウンドは就活でほとんど評価されず、文系学生と同じ土俵で戦うことになる」**という厳しい現実があります。

  • 文系就職では「学部・学歴・コミュ力・課外活動」などで評価されるため、理系であること自体がアドバンテージにならない。
  • むしろ、文系出身者はTOEICや語学力で既に高スコアを取っているケースが多い。
  • そのため、理系学生が文系就職で戦うには、TOEIC800点以上を唯一の武器として提示するしかないのです。

例えば、外資系コンサルの内定者データを見ると、TOEIC850点以上の層が多いという報告があります。文系出身者に混じって戦う理系学生にとって、最低でも800点は確保しないと「英語力の土俵」にすら立てません。

 

⑤ 大学院進学や留学のチャンスを広げられる

もちろん、理系の進路として多い大学院進学や留学においてもTOEICは重要です。

  • 大学院受験や学内推薦で「TOEIC◯点以上」が条件になることがある。
  • 学会発表や英語論文を読む・書く機会が増えるため、早めに基礎をつけておくことが必須。
  • 海外留学や交換留学の奨学金審査では、TOEICやTOEFLなどの英語スコア提出が求められる。

つまり、進学を考える場合でも、800点を持っていると出願可能性が一気に広がります。

 

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