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国公立大の前期試験を終えた直後、駿台予備学校から「EX演習コース認定」という案内を郵送で受け取った方もいるのではないでしょうか。

この紙は、単なる講座案内ではなく、一定の条件を満たした受験生に向けて送られる特別な案内であることがわかります。
この記事では、限られた校舎でしか展開されない駿台の最高峰クラス、「EX演習コース」のチラシを詳細に分析します。
実際に、このチラシを受け取って駿台で浪人した私が詳しく解説します。
駿台での浪人はこちらの記事で解説しています👇
「EX演習コース」とは?
チラシの冒頭には、「高い認定基準をクリアした超トップ層のための最難関コース」と明記されています。
このコースの大きな特徴は、通常の講義形式に、「演習」と「解説講義」を組み合わせたスタイルであることです。
駿台の超人気講師陣が、手応えのある難問を厳選。来春の入試で高得点を叩き出すための「実戦力」を養うことに特化しています。
設置校舎と設置コース
この「EX演習コース」は、どこでも受けられるわけではありません。
■ お茶の水校 3号館
- EX東大文系演習コース
- EX東大理系演習コース 駿台の「本丸」とも言える3号館。東大合格を絶対的な目標とするトップ層が集結します。
■ 市谷校舎
- EX国公立大医系演習コース 日本唯一の「医学部専門校舎」として名高い市谷校舎。東大(理三)、京大、東京医科歯科大といった超難関医学部を目指す精鋭が集まります。
■ 横浜校 2号館
- EX東大理系演習コース 神奈川エリアのトップ層をカバーする拠点として、東大理系に特化したEXコースが設置されています。
各コースの詳細ポイント
① EX東大演習コース(文系・理系)
- 記述力の徹底強化: 東大入試の合否を分ける「答案作成力(記述力)」の強化に主眼を置いています。
- 実戦形式: 日々の授業でテスト演習を行い、講師がその場で解説。本番さながらの緊張感で思考力を磨きます。
② EX国公立大医系演習コース
- 医学部受験の総本山: 40年以上の歴史を持つ市谷校舎がプロデュース。
- 圧倒的な実績と情報量: 全国82大学の医学部情報を網羅し、OB・OGのネットワークも活用。最新の入試トレンドに基づいたカリキュラムが提供されます。
注意すべき「認定」と「定員」
このチラシで注意すべき点は、下部に記載された以下の文言です。
「EX演習コース認定をお持ちであっても、定員満了になり次第締め切りとなります。」
認定(受講資格)を持っていることは大前提ですが、席は先着順です。
- 予約はホームページから可能
- 予約後のキャンセルは無料
国公立大が不合格になり浪人を決めた場合は、すぐに枠を確保しておくことが推奨されています。
誰もが気になる「認定基準」
駿台公式は認定基準を公開していません。ネット上では「駿台全国模試で偏差値65〜70以上が必須」という説が流布していますが、私の体感ではもっと「現実的」なラインにあります。
実際に認定をもらった私や私の友人のデータを分析すると、以下のような基準が見えてきました。
■ 予測されるリアルな認定ライン
- 第2回 駿台全国模試(9月下旬〜10月上旬): 偏差値 55〜60 前後
- 秋の冠模試(東大・京大実戦など): 偏差値 50 以上
- 共通テストリサーチ: 志望校(最難関大)に対して A判定またはB判定
「駿台全国模試で偏差値65~70」という噂に圧倒される必要はありません。
秋以降の模試でしっかりと結果を残し、共通テストで実力を出し切れていれば、十分に射程圏内といえます。
他大学のコース希望者は?
チラシには「東大演習」「医系演習」と大きく書かれているため、
他の大学(京大・一橋大・東京科学大など)を志望している方は、「別の認定試験が必要なの?」と不安になるかもしれません。
結論から言うと、心配無用です。
この「EX演習コース」の認定は、駿台における「最高ランクのパスポート」のようなもの。
この認定さえ持っていれば、東大未満のランクとされる大学のコース(EX京大、EX一橋、EX東京科学大など)は、追加の試験なしで自動的に認定されます。
いわば「大は小を兼ねる」状態ですので、安心して次のステップへ進みましょう。
認定チラシを手にしてからの「賢い流れ」
認定をもらい駿台での浪人を検討する場合は、
まずは保護者の方と一緒に駿台の校舎説明会に参加しましょう。
ステップ①:説明会への参加
まずは全体向けのコース案内を聞きます。
ここではカリキュラムの概要や、EXコースならではの「演習中心」のスタイルについて理解を深めます。
ステップ②:個別面談で「チラシ」を提示
全体説明が終わると、個別面談や質問の時間が設けられます。
ここで認定の案内(チラシ)を提示してください。
- 「この認定を持っているのですが、〇〇大志望の場合はどのクラスが最適ですか?」
- 「定員締切が心配なのですが、今の状況はどうですか?」
このように話を切り出すと、スタッフの方も「この生徒はトップ層の認定者だ」と即座に理解してくれるため、案内が非常にスムーズに進みます。
認定は取れたが「通えない」場合の現実的な選択肢
ここまでEXコースの魅力を解説してきましたが、最大のネックは「校舎が限定されていること」と「高額な授業料」です。
駿台では、授業料だけで概ね年間100万円かかります。
夏期講習や冬期講習、直前期の演習では、高額な追加料金が必要です。
「認定はもらったけれど、地方住まいで通えない」「宅浪で費用を抑えたい」という方にとって、
EXコースの代わりとなる「演習+プロの添削」を自宅で確保する現実的な方法を提案します。
「記述力」を自宅で磨く:Z会の通信教育
EXコースの最大の特徴は「良質な演習」と「講師による解説」です。これに最も近い学習環境を自宅で作れるのがZ会の志望大別講座です。
- EXコースとの共通点: 難関大特有の思考力・発想力が求められる問題に対し、自分の手を動かして解答を作る演習と良質な解説を受けるサイクル。
- おすすめの活用法: 特に東大・京大・医学部志望なら、Z会の「演習」と「記述対策」は必須。EXコースで得られるはずだった「良質な問題演習」を、月々1万円5千円程度で補完できます。
まずは資料請求で、Z会の教材とコースのレベル感を実感してみるのが賢い選択です。
Z会の志望大別講座についての詳しい情報はこちら👇
宅浪は?
自宅で浪人するだけなのはおすすめできません。
理系に宅浪を絶対におすすめしない4つの理由を紹介します。
特に数学や物理・化学を重視する理系受験生にとって、以下の点が大きな壁となります。
- 「本質的な理解」の難しさ:理系科目は暗記ではなく理解が重要です。予備校の授業(例:微積を用いた物理の解説など)は、独学では気づけない深い理解を助けます。
- 進捗管理の困難さ:1年間の学習計画を自分で立て、適切な演習量を確保し続けるのは至難の業です。
- モチベーションの維持:孤独な宅浪は精神的に厳しく、ライバルの不在や不安から学習意欲が低下しがちです。
- 質問・自習環境の欠如:わからない問題をすぐに質問できず学習が停滞したり、自宅ではスマホなどの誘惑に負けたりするリスクがあります。
経済的・時間的理由で予備校に通わないと決めた場合でも、「参考書のみ」の勉強は避けるべきです。
解法の暗記に陥り、成績が伸び悩むリスクがあります。
さらに詳しい内容は下の記事で説明しています👇



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