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大学生の多くが「TOEIC」を受験するのは、就職活動や交換留学、あるいは大学の単位取得がきっかけです。
しかし「何時間くらい勉強すれば、どれくらいの点数が取れるのか?」という疑問を持つ人は多いはず。
実はTOEICの勉強時間は 「目標点数」ごとにまったく異なる ため、ただ漠然と勉強しても効率は上がりません。
さらに、大学生活は授業・サークル・バイトと忙しいので、無理のないスケジュール設計が不可欠です。
本記事では、目標点数別の勉強時間を「平日・休日」換算で具体化し、大学生が実際に取り組める学習法を紹介します。
最後に「よくある失敗例」とその解決策も解説するので、ぜひ最後まで読んで参考にしてください。
TOEICの勉強時間の目安
一般的に、TOEICスコアは「100点上げるのに約200〜300時間の勉強が必要」と言われています。
ただし、これはあくまで目安。
- 英語初心者の場合 → 伸びやすいので、最初の200点アップは比較的短時間で可能
- 中上級者の場合 → 点数が上がるほど伸びにくく、より多くの勉強時間が必要
この特徴を踏まえ、以下では大学生が「600点」「700点」「800点以上」を目指す場合の勉強時間を、平日・休日ベースに落とし込んでみましょう。
目標点数別の勉強時間と戦略
ここからは、TOEICの平均点が約550点前後であることを踏まえて、現在のTOEICのスコアが約500点の人の目標点数別の勉強時間と戦略をまとめます。
こんな人が対象
✅現在はTOEIC500点ほど
✅高校時代英語の成績は普通or少し苦手
✅共通テストの英語で平均or平均を少し下回る
600点を目指す戦略
- 合計目安:150〜200時間
- 平日:通学中30分+空きコマ30分+夜30分=約1.5時間
- 休日:2〜3時間
- 1週間の勉強時間が約10時間なので、3~5ヵ月で達成できそうです!
対象
✅英語が苦手、基礎からやり直したい人。
✅就活で最低限必要なスコアを取りたい人。
学習法
- 高校レベルの基礎単語と文法を復習
- TOEIC公式問題集でリスニングに慣れる
- 長文は「精読」して文構造を理解することに集中
アドバイス
現在約500点の人は伸びしろが大きいので、600点は「英語に苦手意識があっても到達可能」なラインです。
まずは毎日の積み重ねで基礎を固めましょう。
通学中の勉強時間や空きコマの学習で、英語を勉強する習慣をつけましょう。
英語が嫌いならYoutubeで海外の好きな動画を見つけましょう。
聞き取れなくても何となくわかるスポーツの実況解説がおススメです。
700点を目指す戦略
- 合計目安:300〜400時間
- 平日:通学中30分+空きコマ1時間+夜1時間=約2.5時間
- 休日:3〜4時間
- 1週間の勉強時間が約16時間なので、5ヵ月~半年で達成できそうです!
対象
✅留学に興味がある
✅外資系企業・大手日系企業志望の学生。
学習法
- TOEIC用アプリを使ってリスニング演習 → 毎回シャドーイングを行い音を体に染み込ませる
- リーディングは「時間制限あり」で演習し、スピードを意識
- 文法問題集を1冊やり切り、パート5対策を強化
アドバイス
700点は「英語を使える人材」として評価される水準。
大学生活と両立しつつ、毎日2時間以上の学習習慣を確保できるかが勝負です。
800点以上を目指す戦略
- 合計目安:600時間以上
- 平日:通学中30分+空きコマ1時間+夜2時間=約3.5時間
- 休日:5時間以上
- 1週間の勉強時間が約22時間なので、半年から1年でで達成できそうです!
対象
✅超人気大手企業、外資系企業、コンサル、金融業界を志望する学生。
✅TOEICのスコアで「一目置かれる存在」になりたい人。
学習法
- 文法問題を練習、典型問題の暗記
- パート7の長文読解の速読トレーニング
- TOEIC専用の勉強アプリでリスニング演習
- 予想問題演習
- 弱点分析を徹底し、苦手パートに時間を集中投下
アドバイス
800点は「上位15%」に入る難易度ですが、就活市場では圧倒的な武器になります。
500点から800点を独学で目指すのは厳しいので、TOEIC専用の勉強サービスを利用するのがおススメです。
大学生が勉強時間を確保するコツ
通学時間を映像授業に使う
満員電車でもイヤホンで映像授業を受けることが可能。
空きコマを模試や演習に充てる
大学の図書館やカフェは絶好の学習環境。
90分あれば模試の1セットを解くのにちょうど良いです。
「1日あたり」で逆算する
例:目標300時間 → 3か月で達成するなら1日3時間必要
平日は2時間、休日4時間と決めておくと計画倒れしにくいです。
よくある失敗例
単語帳だけで満足してしまう
「今日は単語だけやったからOK」と思ってしまい、リスニングや長文演習を避けるパターン。
単語を覚えるのは重要だけど、単語を覚えるだけで問題を解けるようにはならない。
勉強時間・成績を記録しない
「感覚でやっている」状態では、累計何時間勉強したか分からず、計画通りに進んでいるか確認できません。
自分がどの分野をどれくらい対策したかが分からず、苦手分野を放置することに…
模試を解かずに本番に挑む
時間配分に慣れていないため、実力を発揮できないケース。最低でも2回は模試を通しで解くべきです。
特にリーディングは時間配分を検討しておかないと、Part7を半分すら解き終わらないことも…
勉強にお金をかけない ← 重要
- 無料アプリや古本だけで済ませようとすると、質の低い教材に振り回される
- 「お金を払っていないから本気になれない」状態が続く
- 独学で挫折
一方で
- 有料サービスはカリキュラムも解説も圧倒的に充実している
- 実際、お金を投資した人の方が圧倒的にスコアが伸びやすい
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