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駿台の夏期講習・冬期講習、結局どれを何講座取ればいいのかで迷っていませんか。

担任にはたくさん勧められるけど、取りすぎじゃないかな…
私は高卒生(浪人)のとき、夏に6講座、冬に6講座受けました。
受けてみてはっきりしたのは、取るべき講座には優先順位があり、こなせる量には上限があるということです。
この記事では、実際に12講座を受けた経験から、次の4つを書きます。
- どの講座から取るべきか(優先順位)
- 何講座までなら回るのか(予習にかかる時間の実際)
- 「駿台の講習はいらない」は本当か
- 申し込みでの立ち回り方
結論:講座はこの順番で取る
迷ったら、次の順で埋めていけば間違いありません。
| 優先度 | どんな講座か |
|---|---|
| 1番目 | 志望校の大学別講座(〇〇大数学、〇〇大物理など)。あるなら絶対に取る |
| 2番目 | 2次試験で配点が高く、差がつきやすい科目。理系なら数学であることが多い |
| 3番目 | 気に入っている先生の講座。授業が合う先生を選んでいい |
大学別講座は、志望校の出題傾向にそのまま合わせて作られています。
同じ4日間を使うなら、ここが最も効率がいいです。
逆に、理系の人が〇〇大国語のような文系科目まで取る必要はありません。
担任に勧められても、ここは断っていいところです。
共通テスト対策の講座を取るかは志望校で決まる
共通テスト対策の講座は、共通テストの配点がどれくらいあるかで判断します。
難関大志望の理系で、共通テストの配点が低い(足切りを回避できればいい)なら、共通テスト系の講座はほぼ取る必要がありません。
私の場合は地理だけ例外で、夏と冬に取りました。
地理は勉強時間をかけにくい科目のわりに、解き方を知っているかどうかで点が変わるからです。
私が実際に取った12講座の内訳
| 時期 | 内訳 | 合計 |
|---|---|---|
| 夏期講習 | 通常講座(最難関数学など)×2 大学別講座(〇〇大数学、〇〇大物理など)×3 共通テストの講座(地理)×1 | 約6講座 |
| 冬期講習 | 大学別講座(〇〇大数学、〇〇大物理など)×4 共通テストの講座(地理)×2 | 約6講座 |
冬期は大学別講座の比率を上げています。
直前期に近づくほど、志望校の形式に合わせた演習の価値が上がるからです。
上限は1日2講座。3講座はやめたほうがいい
「何講座取るべきか」は、受けられる数ではなく予習が回るかどうかで決まります。
私の場合、1講座(1日3コマぶん)の予習に2〜3時間かかりました。
つまり1日2講座なら、予習だけで4〜6時間です。
ここに復習も乗ります。
1日3講座は、予習も復習も回らず勉強のリズムが崩れるので、やめたほうがいいです。
講習期間の1日の流れ
週によって、だいたい次の3パターンでした。
- 自習室で予習・復習 → 昼食 → 午後3コマ → 夕食 → 夜3コマ
- 午前3コマ → 昼食 → 自習室で予習・復習 → 夕食 → 夜3コマ
- 自習室で予習・復習 → 昼食 → 自習室で予習・復習 → 夕食 → 夜3コマ
見てのとおり、授業のない時間はほぼ全部が予習と復習です。
怖いのは「予習のストックが尽きる」こと
1日に2講座入る日があると、その日は予習をする時間がほとんど取れません。
事前に予習を進めておかないと、予習のストックが尽きて、予習なしで授業に出る羽目になります。
予習をしないで受ける講習の授業は、ほとんど意味がありません。
対策はひとつだけで、テキストをもらったら、講習が始まる前からどんどん予習を進めておくことです。
夏休みに入ったらすぐ着手してください。スケジュールを把握して、余裕をもって進めるのが一番効きます。
「駿台の講習はいらない」は本当か
結論としては、取りすぎる必要はないが、少なすぎるのはもっと良くないというのが私の考えです。
駿台の担任は、多めに勧めてくる傾向があります。
そこは気にしすぎなくて大丈夫です。理系なら文系科目を無理に取る必要はありませんし、6講座くらいで十分だと感じました。
それでも講習を取るべき理由
高卒生(浪人生)にとって、講習には通常授業では代えられない役割があります。
- 前期のテキストは、簡単な問題が中心。そのまま夏を越えると難問への感覚が鈍る
- 講習には難しい問題が多いので、難問に食らいつく感覚を取り戻せる
- 後期のテキストは難易度がかなり上がる。講習を受けていないとついていくのに苦労する
実際、前期の授業では難しい問題がそこまで多くなかったのに対し、講習では難しい問題が結構あって刺激になりました。
難問の感覚を取り戻すいい機会だったと思っています。
講習をほとんど取らずに夏を過ごすと、後期で感覚がつかめず、勉強のリズムまで崩れます。
「いらない」ではなく「取りすぎない」が正解です。
申し込みは提出できる初日に出す
私は、申込書を提出できる初日に駿台の担任へ渡していました。
講座の受付は基本的に先着です。
ただし駿台生は、外部生よりも講座案内も申し込みも早いので、そこまで身構えなくても大丈夫です。
よほどの人気講座でない限り、駿台の高卒生であればまず受講できるはずです。
逆に言うと、迷っている時間が長いほど不利なので、取る講座は早めに決めてしまいましょう。
講習を最大限に活かす3つのこと
1. テキストが配られたらすぐ予習を始める
前述のとおり、予習のストックが尽きると講習そのものが無駄になります。
難しい問題でも、できるだけ自分の力で解ききることを目標に進めてください。
2. 予習用のノートを作る
私は講習用に予習ノートを1冊作っていました。
そこに、予習でわからなかったこと・迷ったことをメモしておきます。
これがあると、授業中に「自分が引っかかったところ」を先生がどう処理するかを意識して聞けます。
3. 復習は板書と予習ノートの両方を見る
授業後の復習では、板書のノートと予習ノートを並べて、自分のできていないところを把握しながら進めました。
板書だけを追うと「わかったつもり」で終わります。
予習で詰まった箇所と突き合わせると、自分に足りないものがはっきりします。
私が受けた講座のレビュー
実際に受講した講座は、1講座ずつレビューしています。
難易度・テキスト構成・予習にかかる時間・どんな人に向いているかを書いているので、迷っている講座があれば見てみてください。
夏期講習
| 講座 | 担当 | 難易度 |
|---|---|---|
| 最難関 数学 IAIIBC | 雲幸一郎 | ★★★★☆ |
| 化学特講III(有機化学) | 黒澤孝朋 | ★★★★★ |
| 英語構文特講(発展) | 久保田智大 | ★★★★☆ |
| 解法の研究II〈理系編〉 | 雲幸一郎 | ★★★★☆ |
| 完答を狙う共通テスト地理(夏期編) | 宇野仙 | ★★★★☆ |
冬期講習
| 講座 | 担当 | 難易度 |
|---|---|---|
| 物理特講 | 小倉正舟 | ★★★★★ |
| 完答を狙う共通テスト地理 I〈発展編〉 | 宇野仙 | ★★★★☆ |
| 完答を狙う共通テスト地理 II〈難問編〉 | 宇野仙 | ★★★★★ |
| 解法の完成I〈発想法の総整理〉 | 雲幸一郎 | ★★★★★ |
取ってよかった順に並べると、人にもよりますが私の場合はこうなります。
- 夏:大学別講座 > 最難関数学IAIIB・化学特講III・英語構文特講(発展)> 解法の研究II・共通テスト地理(夏期編)
- 冬:大学別講座・物理特講 > 共通テスト地理(発展編・難問編)> 解法の完成I
どちらの時期も、1番は大学別講座です。
料金と、外部生が講習だけ受ける場合
講習の料金や、駿台生ではない人が講習だけ受講する場合の話は、こちらの記事にまとめています。
まとめ
- 優先順位は 大学別講座 → 2次で差がつく科目 → 好きな先生の講座
- 上限は1日2講座。1講座あたり予習に2〜3時間かかる
- 夏冬とも6講座くらいでちょうどよかった
- 取りすぎる必要はないが、少なすぎると後期で苦労する
- 申込書は提出できる初日に出す
- テキストが来たらすぐ予習。予習のストックを切らさない
講座選びで迷っている人は、上のレビュー記事も参考にしてみてください。

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