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大学のGPAとは? | 理系大学生が高いGPAを取るべき理由とその方法 | GPAの平均や分布は?

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大学生活では、授業やサークル、アルバイトなど、さまざまな活動に時間を費やすことができます。

しかし、忘れてはいけないのが「成績管理」です。

特にGPA(Grade Point Average)は、大学での成績を数値化した重要な指標であり、進路や将来に大きな影響を与えます。

この記事では、

GPAってそもそも何?

GPAはいくつが普通?

といった疑問に答えるべく、GPAとは何か、高いGPAを取るべき理由、そしてGPAを向上させるための具体的な方法などについて解説します。

この記事でわかること

✅GPAとは何か?
✅GPAの計算方法と計算の例
✅高いGPAを取るべき理由
✅どれくらいのGPAが普通か
✅実際のGPAの分布
✅高いGPAを取るコツ
✅GPAの注意点

GPAとは?

GPA(Grade Point Average)とは、大学の成績を数値化したもので、各科目の成績を単位数に応じて加重平均し、一定の基準で評価する指標です。

一般的には4.0または5.0を満点とする方式が使われ、日本の多くの大学では4.0満点のGPAが採用されています(早稲田大学も4.0点満点です)。

通常、各科目の成績は以下のように数値に換算されます

成績GP
A+4
A3
B2
C1
F(落単)0
GPAの例

以下のような成績があったと仮定します。

科目単位数成績GPGP × 単位数
数学3C13
英語2A+48
物理4B28
化学4F00
合計
  • GP × 単位数の合計 = 3 + 8 + 8 + 0 = 21
  • 取得した単位数の合計 = 3 + 2 + 4 + 4 = 13
GPA

GPA = 21 ÷ 13 = 1.615…

この場合、GPAは 1.62 となります。

 

高いGPAを取るべき理由

大学生活では「GPAはそこまで重要ではない」と考える人もいますが、実際にはさまざまな場面で影響を及ぼします。特に以下のような点で、高いGPAを取るメリットがあります。

研究室選び

理系の学生にとって、研究室選びは大学生活の大きな分岐点になります。

特に人気のある研究室は成績順で配属が決まることが多く、GPAが低いと希望する研究室に入れない可能性があります。

逆に、高いGPAを維持していれば、選択の幅が広がり、自分の研究したい分野で学べるチャンスが増えます。

大学院の試験を受けなくて済む

多くの大学では、GPAが一定以上(例えば3.5以上)の学生は、学内推薦で大学院に進学できる制度があります。

これにより、大学院入試の勉強をすることなく、スムーズに進学することが可能になります。

大学院への進学を考えている場合、GPAを高く保つことは大きなアドバンテージになります。

 

GPAはいくつが普通?

大学や学部、学科によって大きく異なりますが、一般的には以下のようなGPAの分布になるでしょう。
(GPAの最大が4の場合の目安です。)

  • GPA 0~1.5:退学が現実的なレベル。
  • GPA 1.5~2.0:落単が多く、留年を視野に入れるレベル。
  • GPA 2.0~2.5:平均をやや下回るが、留年は回避できる。
  • GPA 2.5~3.0:標準的な成績。特に問題なく卒業できるレベル。
  • GPA 3.0~3.5:優秀な成績。学科によっては普通とされる場合もある。
  • GPA 3.5~4.0:非常に優秀な成績。大学院推薦や研究室選びで有利になる。

研究室選びを有利に進めたい人や、大学院の試験を回避したい人は、最低でもGPA 3.0以上を目指しましょう。

GPAの平均や割合は?

大学や学部、学年によってGPAの平均や各GPAを取った人の割合は異なると思いますが、ここでは早稲田大学の理工3学部の「成績通知書」のGPA分布を示します。

  • GPA 0.0~0.5:約1 %
  • GPA 0.5~1.0:約2 %
  • GPA 1.0~1.5:約6 %
  • GPA 1.5~2.0:約13 %
  • GPA 2.0~2.5:約24 %
  • GPA 2.5~3.0:約27 %
  • GPA 3.0~3.5:約23 %
  • GPA 3.5~4.0:約5 %

これより、早稲田大学理工3学部のGPAの平均値中央値最頻値は 2.5~3.0であると予想されます。

 

高いGPAを取るには?

GPAを高く保つためには、以下のポイントを意識することが重要です。

しっかり勉強する

当たり前のことですが、授業内容をしっかり理解し、試験で良い成績を取ることがGPA向上の基本です。授業の内容をその日のうちに復習し、定期的に知識を定着させましょう。

大学数学に苦しんでいる人はこちらの記事を参考にしてください

しっかりレポートを出す

理系の授業では、レポートの評価がGPAに大きく影響します。期限を守ることはもちろん、質の高いレポートを提出することで、成績の向上につながります。

ちゃんと授業に出席する

出席が成績に影響する授業も多いため、しっかり出席することが大切です。特に、出席点が成績の一部として加算される授業では、欠席を減らすことでGPAを確実に上げられます。

試験前に過去問を解く

過去問を解くことで、試験の傾向をつかみ、効率的に勉強できます。同じ授業を履修した先輩から情報を得るのも有効な手段です。

過去問を解くことの重要性や過去問の入手方法についてはこちらの記事をご覧ください

単位数の多い科目に注意

GPAは単位数を考慮して計算されるため、単位数の多い科目で低い成績を取ると、GPAが大きく下がる可能性があります。

はじめのGPAの計算例で、GPAが1.62と非常に低い値になったのは、単位数が4の化学でFを取ったからです。もし、AだったらGPAは (21 + 4 × 3) / 13 =2.538… となります。

特に、必修科目や専門科目は単位数が多いことが多いため、手を抜かずにしっかり取り組みましょう。

GPAを上げたら次は“大学生活をおトクに”

GPAを高くキープできれば、奨学金や推薦、就活で大きな武器になります。
でも大学生活を充実させるには、勉強以外の工夫も大切です。

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まとめ

GPAは、研究室選びや大学院進学において非常に重要な指標です。

普通の成績とされるGPA 2.5~3.0を超え、GPA 3.0以上を目指すことで、多くの選択肢が広がります。

高いGPAを維持するためには、授業の出席、レポートの提出、試験前の対策(過去問)を徹底し、特に単位数の多い科目に注意を払いましょう。

 

最後まで見ていただきありがとうございました。この記事の情報が役に立てば幸いです。

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