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高校1,2年生は、第1志望校合格を実現するための計画を立て始めていると思います。
しかし、これからは厳しい現実が待ち受けています。
そこで今回は、第1志望だった京都大学を受験し不合格になり、現在は早稲田大学で過ごしている私が、高1,2の時に教えてほしかった厳しい現実をご紹介します。
最後に高校1,2年生へのアドバイスもします。
この記事を読んだ高校1,2年生はラッキーです。
ぜひ最後まで読んで私のようにならないでください!
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目次
高1,2の模試の良い判定はあてにならない
私は高1,2年生に駿台全国模試を受けて、時々当時第1志望だった京大工学部でA判定をとりました。
A判定をとって、自分の学力が高いと勘違いしてしまいました。
しかし高3になると模試の成績は悪く、悪い判定しか出ませんでした。
冠模試でもD,E判定でした。
(この原因について、次の章で詳しく説明します。)
定期テストの良い結果は関係ない
私の友達に、定期テストで常に学年1位だった子がいました。
(毎年東大合格者数を10~20名出す高校なので本当にすごいことです。)
学校の先生やクラスメートは、彼は必ず東大に受かるはずだと信じていましたが、残念ながら落ちてしまいました。
彼は自分が不合格になったことについて次のように冷静に分析しました。
「自分の定期テストの成績が常によかったのは、暗記が得意だったから」
出題範囲の限られた定期テストでは、問題の解法を全て暗記すればよいので、余裕だったとのこと。
しかし、思考力が必要で、見たことがないような東大の入試問題には太刀打ちできなかったようです。
定期テストの結果がどんなに良くても、大学入試で最難関大に合格できるとは限らないようです。
(もちろん定期テストの結果が良い人の方が、難関大に合格しやすい傾向はありますが…)
定期テストと大学入試については、こちらの記事も参考にしてください^^
高3になると模試の成績は下がる
自分の頭が悪くなるということではありません。
高3になると模試の科目数が増えて理科or社会が追加されます。
高3になるまでに授業の大部分を終わらせた中高一貫校に通う人は理科社会の問題を解ける一方で、授業進度の速くない高校に通う人は十分な問題演習をしていないのでほとんど解けません。
また、高3になると浪人生と同じ模試を受けることになります。
高2までは同じ学年の人がライバルだったのに、自分よりも1年以上勉強している浪人生もライバルになります。
特に理科は、現役生と一通り学んだ浪人生の差が大きいです。
これらの理由から高1,2の時は良い成績を取っていた人でも、高3になると悪い成績を取ることが多くなります。
高校1,2年生へのアドバイス
授業の先取りをするべきか
難関大学を志望している人は、高3になるまでに受験で出題される範囲の大部分を終わらせておく必要があります。
授業進度が速くない学校に通っている人にとってこれは難しいです。
学校の授業の復習だけでなく先取りをする必要があります。
最近は勉強に役立つ情報を発信するyoutuberやwebサイトが多いです。
よってこれらを駆使すれば先取りは可能です。
先取りができるほど頭が良い人は先取りするべきです。
しかし、多くの人は先取り学習ができません。
文系科目の暗記くらいなら可能だと思いますが、理系科目は理解が重要なので先取りは厳しいと思います。
私も高2に物理と化学の先取りを試みましたが、内容の理解に苦労し結局あきらめました。
私は多くの人にとって先取りをするよりも既習範囲の問題演習を積むのが良いと思います。
先取りをするには多くの時間と労力が必要で、効率的とは言えないからです。
既習範囲の問題演習を積むと聞いて、すでにやっていると思う方は多いでしょう。
数学だったら青チャートの問題ができるようになったから問題演習を十分やっているではないかと思う方は多いと思います。
しかし、典型問題を学習(暗記)することと初見の問題を解くことは全くの別物です。
私はこのことに気づかなかったため、初見の問題を解く訓練をしていませんでした。
初見の問題でも解けるよう問題演習をするべきです。
レベルの高い模試を受けてみる
難関大志望者の中での自分の相対的な実力を知ることは重要です。
そのために、東大などの難関大志望者はレベルの高い受験生が受ける駿台とZ会の高1,2アドバンスト模試を受けると良いと思います。
この模試は同じ学年の駿台全国模試よりも難易度が高いです。
高2のアドバンスト模試では理科も出題されるので良い経験になると思います。
過去問を解く
まだ学校の授業が一通り終わっていないから、過去問なんて解けるはずがないと思う人は多いと思います。
しかし、今まで習ったところだけでも過去問を解いてみることをおすすめします。
教学社の難関校過去問シリーズなどの科目別の過去問は分野ごとに問題を掲載していることがあります。
このような過去問を使えば単元別に問題を解くことができるのでおすすめです。
過去問を解いてみるとわかると思いますが、既習範囲の問題でも全然解けないと思います。
ぜひ過去問を解いて危機感をもってください。
Z会の良問で入試対策
大学入試に向けて、既習範囲の問題演習をしたい方にはZ会がおすすめです。
Z会の高校講座・大学受験生向けの講座は、応用力を伸ばしたい高校生に最適です。
実際に私も高校2年生から利用し、大きな効果を実感しました。
(高2の時は、国語・数学・英語を受講、高3の時は志望大学別の講座を全科目受講)
基礎知識を固めた上で、応用問題や思考力が問われる問題を解くための力を養う教材が充実しています。
特に、大学入試に必要な深い理解と発展的な思考力を鍛える講座が特徴で、難関大学の入試でよく出題される応用的な問題にも対応できる力を身につけることができます
さらに、Z会では実戦的な演習を通して、複数の資料を使った問題解決や高度な分析力を鍛えることで、共通テストや難関大入試に挑戦するための確かな力を育成します。
難易度の高い問題にもしっかり対応し、学力の向上を目指す高校生にとって、Z会の教材は強力なサポートになるでしょう。
難関大を目指している人は受講を検討してみてください!
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私のレビューも参考にしてください^^
スタディサプリで苦手の克服
苦手を克服したい高校生におすすめなのが「スタディサプリ高校講座」。
スタディサプリでは、人気参考書著者のプロ講師による「神授業」を、スマホやパソコンでいつでもどこでも視聴できます。
基礎から応用まで学力に合わせた4段階のコースがあり、応用的な問題の対策にぴったり。
スタディサプリは通学中などのスキマ時間にも活用でき、効率的な学習が可能です。
初めての方には14日間の無料体験もあるそうなので(各自確認をお願いします)、ぜひこの機会に試してみてください!
詳しい情報は
【公式】スタディサプリ高校・大学受験講座
まとめ
高校1,2年生は次のことに注意してください
・高1,2の模試の良い判定はあてにならない
・高3になると模試の成績は下がる
高校1,2年生はぜひ次のことをしてみてください
・授業の先取り(可能なら)
・既習範囲の問題演習
・レベルの高い模試を受ける
・過去問を解く
最後まで読んでいただきありがとうございました!
この記事を読んでくれた方が第1志望に合格できることを願っています。
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