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慶應大学の理工学部を受験した時のことを振り返ってみます ^^
合格したので合格体験記ということになります。
入試当日の流れや気持ちの変化、試験問題について詳しく説明します。
私の試験問題の解き方や受験生のアドバイスも書きました。
慶應の理工学部を受験する人は参考にしてみてください ^^
他の大学の受験体験記も書いています。こちらもぜひ見てください。
目次
受験前の対策
過去問
青本(駿台が出版した過去問)を購入しで3年分ときました。
過去問を数年分(1年分じゃダメ)解くと出題形式に慣れ、時間配分がよくわかってきます.
なお慶應が2023の入試問題で要約と和文英訳問題を記述で出題したという話を聞いたので一応目を通しておきました。
英単語
慶應の英語は単語が難しいと聞いていたので英単語をたくさん覚えました。
鉄壁に載っている単語を完璧にするだけでなく、英検1級のパス単の単語帳で少し難しい単語も覚えました。(今思うとそこまでやる必要はなかったかも)
受験当日
試験会場まで
田町駅からは人の流れがあったので、迷わずに三田キャンパスの正門に到着しました。
まだ教室には入れませんがキャンパス内には入れました。
キャンパスには受験番号と試験教室の表が張られていて、自分がどこの教室で受験するのかがわかります。
写真を撮っておくと良いと思います。
寒い中椅子に座って待ちました。(手袋などの防寒具があった方がいいかも)
8:30ちょうどに建物の入り口が開きました。
建物に入るときに受験票のチェックをされました。
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慶應の試験教室は広く、机がたくさんありました。
横長の机にそれぞれ端に2人座れるようになっています。
早稲田と違い真ん中の席で窮屈になる心配はありません。
机は縦幅が狭かったです。
去年早稲田を受験したときにトイレが混雑していたことを思い出し、慶應でも混雑するだろうと思い、自分の机に荷物を置いてすぐにトイレに行きました。
この判断は正しかったです。しばらくすると大行列ができていました。
理科 10:00~12:00(120分間)
今まで理科から始まる試験を受けたことがなかったので違和感がありました。
水色の問題冊子が配られました。
5,6,7,8ページが余白で「このページは余白です。計算および下書きに使用してもかまいません」と書いてあります。
冊子がホチキス止めされておらず、計算用紙だけ切り離せるので、早稲田のように問題のページと計算のページを行き来する必要はなく助かりました。
化学から解き始めました。
大問1は穴埋めの小問集合でした。
熱化学方程式の問題ではH2O(液)の生成熱が与えられていて、これを計算に使うはずでしたが熱化学方程式に出てきたのはH2O(液)ではなくH2O(気)でした。
変だなと思っていたら、大問1の注意書きに「25°C,1.013×105Paにおける水H2O(液)の蒸発熱は44.0kJである。」と書いてあるのを見つけました。見落としていたらかなり点数を失ったと思います。」
大問2,3の問題はいずれも重要問題集に載っているような典型問題が多かったです。
ほぼ全部解けました。
化学は過去問を解いて雰囲気に慣れておけば高得点をとれるような内容でした。
続いて物理を解きました。
大問1の力学は標準的な問題でした。
大問2は、方形コイルが磁場に斜めに進入する面白い設定の問題でした。
1つ間違えると雪崩式に失点しそうな問題だったのでミスをしないよう気を付けながら解きました。
大問3は光電効果とコンプトン効果の標準的な問題でした。
駿台でしっかり勉強していたので余裕でした。
理科は全体的に簡単でしたが結構体力を使ってしまいました。
昼休み
ご飯を食べた後にキャンパス内を散歩しました。
眺めのいい場所を見つけしばらく外の景色を見てリラックスしました。
なお、試験場の建物を出る際には受験票を必ず持っていきましょう。
再入場するときに受験票があるかチェックされます。
教室に戻るときに,試験教室はないけれどトイレだけ利用できる建物を見つけました。
場所は下の図の③の建物だったと思います。(間違えていたらごめんなさい)
数学 13:20~15:20(120分間)
黄色の問題冊子が配られました。
理科と同じように5,6,7,8ページが余白で「このページは余白です。計算および下書きに使用してもかまいません」と書いてあります。
冊子がホチキス止めされておらず計算用紙だけ切り離せます。
過去問同様、今年も大問は5つあり、それぞれ小問がついた穴埋め問題でした。
大問5が駿台の授業で考え方を教えてくれた問題だったので、これは解けるはずだと少し安心しました。
しかし、試験が始まって30分くらいは、どの問題もまともにとけず苦戦しました。
計算ミスも何度もしてしまい非常に焦りました。
30分くらいたってからようやく頭がさえてきて本来の実力を出せるようになりました。
(最初の理科で失った体力が、ご飯のおかげでようやく回復してきたのだと思います。)
大問3は苦戦しましたが、大問1,2,4,5は一気に解けました。
休み時間
教室の近くのトイレが大混雑すると予想して、試験教室のある建物から出て昼休みの間に見つけた建物(下の図の③)のトイレを利用しに行きました。
建物の上の階がすいていると思ったので、階段を上って上の階のトイレを利用しました。
それでも同じことを考えた人でかなり行列ができていました。
試験場に戻るときに、教室の近くのトイレでは見たことないほどの大行列ができているのを見て昼休みの間に見つけた建物のトイレを利用して正解だったと思いました。
英語 16:10~17:40(90分間)
ピンク色の問題冊子が配られました。
過去問を解いて、慶應の英語は単語や熟語が難しいだけで内容はたいしたことがないと知っていたので自信をもって試験に臨みました。
文章全体を読んでから問題を解き始めるとはじめの方の内容を忘れてしまうと思ったので、段落ごとに読んで下線部や穴埋めが出てきたら問題を解くという方針で文章を読み進めました。
大問1,2の読解問題は標準的な文章だったので点を稼げました。
熟語で結構失点しましたが全体の正答率は7~8割でした。
大問3の会話文と大問4の理系英単語は例年よりも難しかったです。
半分しか正解できませんでした。
大問5では和文英訳問題が出題されましたが国立の対策でもっと難しい問題を解いてきたので余裕でした。
2023の入試では要約と和文英訳問題が出題されました。
来年以降も和文英訳が出題されるのでしょうか…
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余談
試験監督(教授)の慶應への愛がすごかったです。
試験後に慶應がどれほどすばらしい大学なのかを語っていました。
危うく慶應に洗脳されるところでした。
受験後の感想
余裕で受かったと思いました。
実際普通に受かりました。
受験生へのアドバイス
・慶應大学の理工学部は合格者を大量に出すため、東大,京大,東工大あたりを第1志望にしていて実力がある受験生は慶應に合格すると思います。
(落ちた話を聞くこともありますが)
・問題は早稲田よりは易しく高得点勝負になると予想されます。
・最初の科目が理科でエネルギーを使うので、昼休みの間にしっかり回復しておきましょう。
回復しきれていないと私のように数学で頭が回らなくなります。
・はじめの理科ができなくても数学と英語で巻き返しを図ることは十分可能なので最後まであきらめないでください。
・数学や理科では途中の問題が解けていなくても解ける問題があります。
点の取りこぼしが無いよう注意しましょう。
・トイレ待ちの行列ができるので早めにトイレに行きましょう。
・建物の外に出るときは受験票を持っていきましょう。
再入場するときに受験票があるかチェックされます。
・国立大学が第一志望の人は国立の受験に専念し、慶應の合否は受験が終わってから確認するようにしましょう。
ここまで見ていただきありがとうございました。
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