模試でA判定、さらに冊子掲載もされた私が、まさかの大学入試で不合格に…。
この事実に直面した時のショックは、言葉では言い表せないものでした。
なぜ私は失敗してしまったのか?
模試で好成績を収めていたにもかかわらず、どこで間違えたのか?
この記事では、私が犯した過ちとその背後にある原因を徹底的に分析し、同じ轍を踏まないための教訓を共有します。
A判定で冊子掲載もされたときの模試はこちらになります。
浪人生が模試でA判定は当然
予備校の授業と模試
予備校の授業では成績が向上するような問題を解説します。
また、予備校の模試では受験生の弱点や苦手な部分を指摘し、学力向上を促す教育的な問題が出題されます。
模試で出題される問題と、授業で解説する問題が似ているのは当然のことです。
そのため、毎日予備校の授業を受けている浪人生が模試で良い成績を取るのも、自然なことです。
浪人生はA判定を取れて当然!
私はこのことに気付かなかったので、授業で勉強したのと似たような内容が模試で出題されて良い成績をとっても疑問を持たずに喜んでいました。
模試と入試の違い
先ほど述べたように、模試の目的は受験生の弱点や苦手な部分を指摘し学習を促すものです。
また模試の問題は学習効果が高いように設計されています。
一方、入試の目的は頭の良い受験生を選別することにあります。
そのため、予備校で解説されるような良問ばかりではなく、思考力,発想力が必要な難問が出題されることがあります。
私が受験した年の入試問題は全体的に難易度が高く、これまで予備校で学んできた内容だけでは対応しきれませんでした。
その結果、模試のように良い成績を収めることができませんでした。
苦手科目があった
私は現役時に物理が苦手で苦労していました。
駿台で浪人して、微分積分を用いる物理を学び成績は大幅に上昇しましたが、多くの時間を物理の勉強にあてました。
やはり1科目でも苦手科目があると、苦手科目に多くの時間を費やす必要があるため、他の科目の勉強時間や演習量が減ってしまいます。
得意科目で点を伸ばせなかった
私の得意科目は英語でした。
英語の成績はいつも安定していて他の受験生に数十点の差をつける自信がありました。
しかし受験本番では条件英作文に苦戦し、得点を伸ばせませんでした。
得意科目で点を稼ぎ、残りの科目は耐えて合格しようとしていた私の計画は、失敗に終わりました。
難しい年の過去問をあまり解いていなかった
私が受験した年の数学の問題はここ数年よりも難易度が高かったです。
また典型問題が数問しかありませんでした。
受験直前に解いた過去問ではどの年も6問中4問は完答できていたので、本番でも4問は完答できると少し油断していました。
しかし今振り返ると私が解いた過去問は、いずれも標準的な難易度の問題ばかりでした。
難しい問題がでることを想定し、もっと難しい問題を解いておくべきでした。
難しい過去問をもっと解いておくべきでした…
結論
私が模試ではA判定をとり冊子掲載されたにもかかわらず、落ちたのは次の理由だと考えます。
・浪人生が模試でA判定は当然ということに気づかなかった
・苦手科目があった
・得意科目で点を伸ばせなかった
・難しい年の過去問をあまり解いていなかった
受験生の皆さんは私のようにならないよう注意してください。
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