高校1,2年生は、第1志望校合格を実現するための計画を立て始めていると思います。
しかし、これからは厳しい現実が待ち受けています。
そこで今回は、第1志望だった京都大学を受験し不合格になり、現在は早稲田大学で過ごしている私が、高1,2の時に教えてほしかった厳しい現実をご紹介します。
最後に高校1,2年生へのアドバイスもします。
この記事を読んだ高校1,2年生はラッキーです。
ぜひ最後まで読んで私のようにならないでください!
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高1,2の模試の良い判定はあてにならない
私は高1,2年生に駿台全国模試を受けて、時々当時第1志望だった京大工学部でA判定をとりました。
A判定をとって、自分の学力が高いと勘違いしてしまいました。
しかし高3になると模試の成績は悪く、悪い判定しか出ませんでした。
冠模試でもD,E判定でした。
(この原因について、次の章で詳しく説明します。)
高3になると模試の成績は下がる
自分の頭が悪くなるということではありません。
高3になると模試の科目数が増えて理科or社会が追加されます。
高3になるまでに授業の大部分を終わらせた中高一貫校に通う人は理科社会の問題を解ける一方で、授業進度の速くない高校に通う人は十分な問題演習をしていないのでほとんど解けません。
また、高3になると浪人生と同じ模試を受けることになります。
高2までは同じ学年の人がライバルだったのに、自分よりも1年以上勉強している浪人生もライバルになります。
特に理科は、現役生と一通り学んだ浪人生の差が大きいです。
これらの理由から高1,2の時は良い成績を取っていた人でも、高3になると悪い成績を取ることが多くなります。
高校1,2年生へのアドバイス
授業の先取りをするべきか
難関大学を志望している人は、高3になるまでに受験で出題される範囲の大部分を終わらせておく必要があります。
授業進度が速くない学校に通っている人にとってこれは難しいです。
学校の授業の復習だけでなく先取りをする必要があります。
最近は勉強に役立つ情報を発信するyoutuberやwebサイトが多いです。
よってこれらを駆使すれば先取りは可能です。
先取りができるほど頭が良い人は先取りするべきです。
しかし、多くの人は先取り学習ができません。
文系科目の暗記くらいなら可能だと思いますが、理系科目は理解が重要なので先取りは厳しいと思います。
私も高2に物理と化学の先取りを試みましたが、内容の理解に苦労し結局あきらめました。
私は多くの人にとって先取りをするよりも既習範囲の問題演習を積むのが良いと思います。
先取りをするには多くの時間と労力が必要で、効率的とは言えないからです。
既習範囲の問題演習を積むと聞いて、すでにやっていると思う方は多いでしょう。
数学だったら青チャートの問題ができるようになったから問題演習を十分やっているではないかと思う方は多いと思います。
しかし、典型問題を学習(暗記)することと初見の問題を解くことは全くの別物です。
私はこのことに気づかなかったため、初見の問題を解く訓練をしていませんでした。
初見の問題でも解けるよう問題演習をするべきです。
レベルの高い模試を受けてみる
難関大志望者の中での自分の相対的な実力を知ることは重要です。
そのために、東大などの難関大志望者はレベルの高い受験生が受ける駿台とZ会の高1,2アドバンスト模試を受けると良いと思います。
この模試は同じ学年の駿台全国模試よりも難易度が高いです。
高2のアドバンスト模試では理科も出題されるので良い経験になると思います。
過去問を解く
まだ学校の授業が一通り終わっていないから、過去問なんて解けるはずがないと思う人は多いと思います。
しかし、今まで習ったところだけでも過去問を解いてみることをおすすめします。
教学社の難関校過去問シリーズなどの科目別の過去問は分野ごとに問題を掲載していることがあります。
このような過去問を使えば単元別に問題を解くことができるのでおすすめです。
過去問を解いてみるとわかると思いますが、既習範囲の問題でも全然解けないと思います。
ぜひ過去問を解いて危機感をもってください。
まとめ
高校1,2年生は次のことに注意してください
・高1,2の模試の良い判定はあてにならない
・高3になると模試の成績は下がる
高校1,2年生はぜひ次のことをしてみてください
・授業の先取り(可能なら)
・既習範囲の問題演習
・レベルの高い模試を受ける
・過去問を解く
最後まで読んでいただきありがとうございました!
この記事を読んでくれた方が第1志望に合格できることを願っています。
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