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早稲田理工と慶應理工どっち?ダブル合格した私が公式データで比較

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早稲田大学の理工3学部と、慶應義塾大学の理工学部。ダブル合格した人が最後まで迷うところだと思います。

私は現役と浪人で両方を受験し、最終的に早稲田の理工に進学しました。知恵袋を見ると「慶應のほうが上」「いや早稲田だ」という話ばかりで、数字の話がほとんど出てきません。

そこでこの記事では、学費・倍率・合格最低点・配点・学生数を、すべて両大学が公表している2026年度の公式データで並べます。そのうえで、両方受けた立場からの実感を書きます。

先に言ってしまうと、数字で比べると、両校の差は思っているより小さいです。「どっちが上か」ではなく「自分はどっちで戦うほうが有利か」で決めたほうが早い、というのが結論になりました。

結論|早稲田理工と慶應理工の違いを1枚にまとめると

比べるところ早稲田 理工3学部慶應 理工学部
ダブル合格者が選んだ割合(2025年)73.5〜76.2%23.8〜26.5%
4年間の学費約743〜759万円約777万円
一般選抜の実質倍率3.7〜4.0倍3.2倍
合格最低点の得点率約53〜65%(学科による)56.0%
理科の配点比率33.3%40%
1学部あたりの学生数2,330〜2,516人4,036人
キャンパス西早稲田(4年間おなじ・駅直結)日吉→3年から矢上
大学院進学率約7割7割あまり
いずれも2026年度の公式発表にもとづく(出典は各章に記載)

ここから読み取れることを3つにまとめると、こうなります。

①ダブル合格者の4人に3人が早稲田を選んでいる(2025年)
理工3学部とも73.5〜76.2%。2023年はほぼ互角だったので、この2年で一気に離れました。

②「慶應のほうが受かりにくい」は倍率で見ると逆
一般選抜の実質倍率は早稲田3.7〜4.0倍に対し、慶應は3.2倍。合格最低点の得点率もほぼ同じでした。

③理科が得意なら慶應、3科目バランス型なら早稲田
慶應は理科が500点中200点(40%)。早稲田は英数理が120点ずつの完全な均等配点です。

④学費は慶應が4年間で約19〜35万円高い
よく言われる「10万円くらいの差」より開いています。

なお、入試当日の流れや持ち物は、それぞれ別の記事に受験したときの記録をそのまま残してあります。併願する人はこちらもどうぞ。

ダブル合格した人はどっちに進学しているか【2025年の最新データ】

ここが一番知りたいところだと思うので、先に出します。東進ハイスクールが早慶のダブル合格者の進学先を毎年調べていて、学部の組み合わせごとの数字まで公表されています。理工の3つを抜き出すとこうなりました。

対戦カード2023年2025年
早稲田 基幹理工 vs 慶應 理工早 56.3% / 慶 43.8%早 76.2% / 慶 23.8%
早稲田 創造理工 vs 慶應 理工早 50.0% / 慶 50.0%早 73.7% / 慶 26.3%
早稲田 先進理工 vs 慶應 理工早 57.1% / 慶 42.9%早 73.5% / 慶 26.5%
早慶ダブル合格者の進学先(理工学部)。出典:東進ハイスクール調査(リセマム 2025年7月18日掲載)

2025年は3学部とも早稲田が7割超です。2023年の時点ではほぼ互角で、創造理工にいたってはちょうど50.0%対50.0%でした。この2年で一気に離れています。

大学全体の推移も並べておきます。

年度早稲田へ進学慶應へ進学
2018年28.5%71.5%
2023年39.1%60.9%
2025年56.2%43.8%
早慶ダブル合格者の進学先(大学全体)。出典:東進ハイスクール調査(リセマム 2025年7月18日掲載)

2018年は7割が慶應を選んでいたのに、2025年には早稲田が過半数。調査が始まった2018年以降で早稲田が慶應を上回ったのは2025年が初めてです。

注目してほしいのは、2025年の理工3学部(73.5〜76.2%)が、大学全体の56.2%よりさらに早稲田に振れていることです。つまり理工は、早慶のなかでもとくに早稲田が選ばれている領域になっています。

この数字を読むときの注意
ダブル合格者の母数(何人ぶんの集計か)は公表されていません。2023年の創造理工がちょうど50.0%対50.0%になっていることからも、母数はそれほど大きくないと考えられます。数ポイントの上下は誤差として見てください。
それから、これは「どちらが優れているか」ではなく「受験生がどちらを選んだか」の数字です。選ぶ理由は学費・通学・研究室などさまざまで、この記事でこのあと見ていくのが、まさにその中身になります。

学費を比較|4年間で慶應理工が約19〜35万円高い

まず一番はっきり差が出るところからいきます。どちらも公式サイトで金額表を公開しているので、そのまま並べます。

入学時に納める初年度の金額

学部・学科初年度の合計慶應との差
早稲田 基幹理工学部1,847,000円−246,350円
早稲田 創造理工・経営システム工学科1,867,000円−226,350円
早稲田 創造理工・建築/社会環境工/環境資源工1,883,000円−210,350円
早稲田 創造理工・総合機械工学科1,885,000円−208,350円
早稲田 先進理工学部1,887,000円−206,350円
慶應 理工学部2,093,350円—
2026年度入学者の初年度納入金(入学金・諸会費を含む総額)

慶應の内訳は、入学金200,000円・在籍基本料70,000円・授業料1,440,000円・施設設備費260,000円・実験実習費120,000円・諸会費3,350円です。早稲田より高くなっているのは、施設設備費26万円が別建てで乗っているのが大きいです。

4年間でいくら違うのか

学部・学科4年間の合計(目安)慶應との差
早稲田 基幹理工学部約742.8万円約35万円 安い
早稲田 創造理工・経営システム工学科約750.8万円約27万円 安い
早稲田 創造理工・建築/社会環境工/環境資源工約757.2万円約20万円 安い
早稲田 創造理工・総合機械工学科約758.0万円約19万円 安い
早稲田 先進理工学部約758.8万円約19万円 安い
慶應 理工学部7,773,100円—
慶應は公表額の単純合計。早稲田は2〜4年次の実験実習料・諸会費が初年度と同額と仮定した試算値で、卒業時の校友会費40,000円を含む

早稲田の学費表を読むときの注意
早稲田は2〜4年次の「授業料」が初年度の入学金+授業料と同額になるよう平準化されています(理工3学部はいずれも年1,784,000円)。実験実習料・諸会費はこれとは別に毎年かかり、金額は前年度に決まります。上の表はそこを初年度と同額と置いた目安なので、数万円の幅は見ておいてください。

「慶應のほうが10万円くらい高い」とよく言われますが、2026年度の実額で見ると初年度だけで約21〜25万円、4年間では約19〜35万円の差があります。とはいえ年あたりにすると5万円前後なので、これだけで進学先を決めるほどの差ではない、というのが正直なところです。

出典:早稲田大学「2026(令和8)年度 学部入学金・学費・諸会費」/慶應義塾「2026年度 学部学費」(いずれも2026年9月に確認)

一般選抜の倍率を比較|早稲田理工のほうが倍率は高い

次に「どっちが受かりにくいか」です。2026年度の一般選抜の実績を、両大学の公表資料から並べます。

学部志願者受験者合格者実質倍率
早稲田 基幹理工学部4,1463,7391,0053.7倍
早稲田 創造理工学部3,2622,9077324.0倍
早稲田 先進理工学部4,2723,7839534.0倍
慶應 理工学部8,4617,7852,4493.2倍
2026年度 一般選抜。合格者は補欠合格者を含む。実質倍率=受験者数÷合格者数

意外に思うかもしれませんが、倍率だけで見ると慶應理工のほうが低いです。慶應理工は学部として一括で募集していて合格者数がまとまって多く、早稲田は3学部に分かれていて1学部あたりの枠が小さいぶん、倍率が上がりやすくなっています。

もちろん倍率は受験する層の学力で意味が変わるので、「慶應のほうが簡単」という話ではありません。ただ「慶應は狭き門」という漠然としたイメージは、この数字とは合っていないということです。

ちなみに早慶理工を第一志望にしている人が秋に受ける模試については、こちらに判定の出方をまとめてあります。

合格最低点を比較|「慶應は高得点勝負」は本当だったか

私はずっと、「慶應は問題が易しいぶん合格最低点が高い高得点勝負、早稲田は問題が難しいぶん最低点が低い」と思っていました。受けた実感としてもそうでした。

ところが、実際の合格最低点を得点率に直して並べてみると、思っていたのとは違う結果になりました。

早稲田理工3学部の合格最低点(2026年度)

学部学系・学科合格最低点得点率
基幹理工学系1210.0 / 36058.3%
基幹理工学系2206.0 / 36057.2%
基幹理工学系3221.0 / 36061.4%
基幹理工学系4208.0 / 36057.8%
創造理工建築210.0 / 40052.5%
創造理工総合機械工201.0 / 36055.8%
創造理工経営システム工208.0 / 36057.8%
創造理工社会環境工201.0 / 36055.8%
創造理工環境資源工207.0 / 36057.5%
先進理工物理235.0 / 36065.3%
先進理工応用物理214.0 / 36059.4%
先進理工化学・生命化学204.0 / 36056.7%
先進理工応用化学206.0 / 36057.2%
先進理工生命医科215.0 / 36059.7%
先進理工電気・情報生命工201.0 / 36055.8%
出典:早稲田大学「2026年度 学部別得点状況」。建築学科のみ空間表現40点を含む400点満点

慶應理工の合格最低点(2026年度)

点数得点率
受験者平均点247.50 / 50049.5%
合格最低点280 / 50056.0%
出典:慶應義塾「2026年度一般選抜 試験結果」。合格最低点は各学門の正規合格者の最低総合得点を、学門ごとの合格者数で重み付けして平均した値

並べると、早稲田の多くの学科が56〜61%台、慶應が56.0%で、得点率はほとんど同じでした。「慶應だけ極端な高得点勝負」ということはありません。

例外は上下に1つずつあります。高いほうが先進理工の物理学科(65.3%)、低いほうが創造理工の建築学科(52.5%)です。ただし建築だけは空間表現40点を含む400点満点なので、ほかと同じ土俵ではありません。物理学科が突出しているのは、早慶のどちらというよりその学科が人気だからです。

ただし、この2つは単純には比べられません
早稲田の合格最低点は「成績標準化」という得点調整をしたあとの点数です。選択科目ごとの難易度差をならすために、素点を統計処理した値が使われます。一方、慶應理工の合格最低点は素点です。
つまり早稲田で「6割取れば受かる」と読むのは危険で、自分の素点が標準化後にどう動くかは受けてみないとわかりません。過去問を解いたときの素点を、そのまま合格最低点と比べないでください。

配点を比較|慶應理工は理科の比重が早稲田より高い

「どっちが受かりやすいか」を分けるのは、実は倍率でも最低点でもなく配点だと思います。ここが両校でいちばんはっきり違います。

科目早稲田 理工3学部慶應 理工学部
外国語(英語)120点(33.3%)150点(30%)
数学120点(33.3%)150点(30%)
理科120点(33.3%)物理100+化学100=200点(40%)
合計360点500点
2026年度 一般選抜の配点。早稲田・創造理工の建築学科のみ空間表現40点が加わり400点満点

ポイントは2つあります。

1つめは理科の比重です。慶應は理科だけで全体の40%を占めます。早稲田は英数理がきれいに3等分。理科が武器になっている人は慶應のほうが得点を伸ばしやすく、逆に理科が不安な人は早稲田のほうが傷が浅くて済みます。

2つめは科目の指定です。慶應理工は物理と化学がそれぞれ100点ずつで固定されています。早稲田は「理科」としてまとめて120点という書き方です。慶應を受けるなら物理・化学の両方が必要になるので、出願前に必ず最新の募集要項で確認してください。

両方受けた私の実感|科目別にどっちが向いているか

ここからは数字ではなく、実際に両方の試験会場で問題を解いた感覚です。

先に全体の印象を書くと、私は慶應のほうが簡単に感じました。ここまで見てきたとおり合格最低点の得点率はほぼ同じで、倍率はむしろ早稲田のほうが高いので、数字とも矛盾しません。ただし科目ごとに見ると、話はもう少し細かくなります。

英語は、早稲田理工が明らかに難しいです。難しすぎて、正直なところ受験生のあいだで差がつきません。みんな同じくらい取れないので、英語が得意な人のアドバンテージが消えます。慶應の英語は早稲田よりは素直で、得意な人がちゃんと点を取れる問題でした。英語が武器の人は慶應のほうが活きます。

数学も、早稲田のほうが重く感じました。英語で差がつかないぶん、早稲田は事実上数学と理科の勝負になります。裏を返せば、数学が武器の人は早稲田のほうが実力を反映させやすいということです。

理科は、前の章のとおり慶應の配点が高いので、そのまま効いてきます。物理と化学が両方安定している人は、慶應のほうが点を積みやすいはずです。

まとめると、こういう分かれ方になります

・英語が武器 → 慶應(早稲田では武器が消える)
・数学が武器 → 早稲田(英語で差がつかないぶん効く)
・物理と化学が両方得意 → 慶應(配点40%)
・3科目まんべんなく → 早稲田(完全な均等配点)

学生数を比較|「早稲田のほうが多い」は学部単位だと逆になる

「早稲田の理工はマンモス」というイメージがありますが、これは3学部を合計したときの話です。1学部あたりで見ると逆になります。

学部学生数うち女子女子比率
早稲田 基幹理工学部2,496人452人18.1%
早稲田 創造理工学部2,516人763人30.3%
早稲田 先進理工学部2,330人675人29.0%
早稲田 理工3学部の合計7,342人1,890人25.7%
慶應 理工学部4,036人951人23.6%
2026年5月1日現在の在籍学生数。出典:早稲田大学「2026年度 学部学生数」/慶應義塾大学「学生数(学部・研究科別)」

合計では早稲田が慶應の約1.8倍です。ただし1つの学部としては慶應理工(4,036人)のほうが、早稲田のどの学部(2,330〜2,516人)よりも大きいという結果でした。

実際の体感でいうと、早稲田は3学部が同じ西早稲田キャンパスにいるので、授業や食堂で感じる人の多さは「7,342人ぶん」です。一方で、学科単位の縦のつながりは早稲田のほうが小さい単位になります。

女子比率は、早稲田の基幹理工が18.1%と際立って低く、創造理工は30.3%。同じ大学の理工でも学部によって10ポイント以上違います。気にする人は学部単位で見たほうがいいです。

キャンパスとアクセスを比較|4年間おなじか、3年で移るか

早稲田 理工3学部慶應 理工学部
1〜2年西早稲田キャンパス日吉キャンパス
3〜4年西早稲田キャンパス(4年間おなじ)矢上キャンパスに移る
最寄り駅西早稲田駅(東京メトロ副都心線)日吉駅(東急東横線ほか)
駅からの距離駅直結日吉は徒歩1分/矢上は徒歩15分ほど
徒歩時間は実際に歩いたときの体感

早稲田・西早稲田キャンパス

西早稲田キャンパスの最寄りは西早稲田駅で、駅の出口がキャンパス内とキャンパスの端にあり、文字どおり駅直結です(画像の赤矢印2つが出口)。雨の日に濡れずに教室まで行けるのは、4年間通うと効いてきます。JR高田馬場駅から戸山口経由で徒歩10分ほど歩く人もいます。

建物はすべて灰色で、はっきり言って無機質です。その見た目から学内では「工場」と呼ばれています。61号館など内装が改装されていない棟もありますが、多くの建物は中がきれいなので、実際に過ごすぶんには悪くありません。

慶應・日吉/矢上キャンパス

慶應は1〜2年が日吉キャンパス、3年からは矢上キャンパスに移ります。日吉は駅から徒歩1分でキャンパスの入り口に着きます。ここは早稲田と同じくらい便利です。

一方矢上キャンパスは日吉駅から徒歩15分ほどあり、坂もあってけっこう遠いです。研究室に入ってから毎日通う場所がここになるので、「3年から通学が重くなる」ことは織り込んでおいたほうがいいと思います。

建物の見た目は、矢上キャンパスのほうが西早稲田より良かったです。内装までは見ていないのでわかりません。

卒業後の進路|どちらも約7割が大学院に進む

意外と見落とされがちですが、ここも両校でほぼ差がありません。

大学院進学率
早稲田 理工3学部約7割
慶應 理工学部7割あまり
出典:早稲田大学 理工学術院/慶應義塾大学 理工学部 の各公式サイト

つまりどちらに行っても、7割の人は修士まで進みます。就活で問われるのは学部名より研究室と修士での専門になるので、「学部でどっちが上か」の差は、思っているほど社会に出るまで残りません。

そう考えると、自分が進みたい分野の研究室があるかどうかのほうが、ブランドより長く効く判断材料だと思います。学科ごとの研究室一覧は両校とも公式サイトで公開されているので、迷っているなら一度見てみてください。

ブランドイメージはどうか

数字が出せない部分なので、短く書きます。

大学全体のブランドイメージは慶應のほうが強いというのが、私の実感です。早稲田の理工にもブランドが一応あるらしいのですが、正直なところ在学中に感じたことはありません。

ただ、これは「早慶」でひとくくりにされる範囲の差です。ブランドを理由に4年間の通学や研究室の選択肢を犠牲にするのは、割に合わないと思います。

私が早稲田を選んだ理由

ここまで数字を並べてきましたが、最後は自分の話です。私が早稲田を選んだ決め手は、大きく3つでした。

1つめは通学です。西早稲田は駅直結で、4年間ずっと同じキャンパス。慶應は3年から矢上に移って、駅から15分歩くことになります。毎日のことなので、ここが一番大きかったです。

2つめは生徒数の多さです。早稲田の理工は3学部あわせて7,342人が同じ西早稲田キャンパスにいます。慶應理工は4,036人なので、単純に倍近い差です。人数が多いぶん出会う人の幅が広くなるし、授業もサークルも選択肢が増えます。学科が違えば雰囲気もまったく違うので、合わないと思ったら別のコミュニティに移りやすいのも大きいです。

3つめは学費です。当時は「少し安いくらい」と思っていましたが、今回あらためて計算したら4年間で30万円以上の差がありました。親に負担してもらう立場としては、無視できない額です。

逆に言えば、理科が武器で、英語も得意で、日吉に近いところに住んでいる人なら、私は慶應を選んでいたと思います。この記事を「早稲田推し」として読まないでください。条件が違えば結論は変わります。

決めるときのチェックリスト

この順番で考えると決まりやすいです

①行きたい研究室があるかを両校の学科ページで見る(7割が大学院に進むので、ここが一番長く効く)
②自分の得意科目と配点が合っているか(理科が武器なら慶應/数学が武器なら早稲田)
③実際にキャンパスに行ってみる(西早稲田と、日吉だけでなく必ず矢上まで歩く)
④4年間の学費差(約19〜35万円)を親と共有する
⑤それでも決まらなければ、通学時間が短いほうを選ぶ

③については本当におすすめです。キャンパスの雰囲気とアクセスの良し悪しは、行ってみないとわかりません。特に慶應を検討している人は、日吉だけ見て帰らないでください。3〜4年と大学院を過ごすのは矢上のほうです。

まとめ

2026年度の公式データで早稲田理工と慶應理工を比べた結果は、こうなりました。

  • ダブル合格者の選択…2025年は理工3学部とも早稲田が73.5〜76.2%。2023年はほぼ互角だった
  • 学費…慶應が4年間で約19〜35万円高い
  • 倍率…早稲田3.7〜4.0倍に対し慶應3.2倍で、慶應のほうが低い
  • 合格最低点の得点率…早稲田は多くの学科が56〜61%台、慶應56.0%でほぼ同じ
  • 配点…慶應は理科が40%、早稲田は英数理が33.3%ずつの均等
  • 学生数…3学部合計なら早稲田が1.8倍だが、1学部では慶應理工が最大
  • 進路…どちらも約7割が大学院に進学

入試の難しさと学費に関しては、「どっちが上か」で決められるほどの差はありません。得点率はほぼ同じ、学費の差は年5万円前後、大学院進学率も同じです。

そのうえで選ばれ方には、はっきり差がついています。2025年のダブル合格者は4人に3人が早稲田を選びました。ただしこれは「早稲田が優れているから」ではなく、学費・通学・キャンパスといった条件を各自が比べた結果の積み上げです。あなたにとっての条件は、あなたにしか比べられません。

最後の決め手になるのは、配点が自分の得意科目と合っているか、行きたい研究室があるか、そして4年間通えるキャンパスかの3つだと思います。

進学先が決まったら、入学までの準備はこちらにまとめてあります。

ここまで見ていただきありがとうございました。この記事の情報が役に立てば幸いです。

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