塾・予備校選び

Z会進学教室の入塾テストに落ちたら|難易度・時間・範囲と、答案が戻る秋冬の無料テスト【2026年度】

Z会の教室の入塾テストに落ちたあとの選択肢を学年・コース別に整理した記事のアイキャッチ 塾・予備校選び
この記事は約16分で読めます。

※この記事は広告を含みます

保護者
保護者

Z会進学教室の入塾テスト、ダメだった……。何点足りなかったのか、答案も返ってこないの?

保護者
保護者

そもそもどれくらい難しいテストなの? 次に受け直すなら、何を準備すればいい?

Z会の教室には、入塾テストで選抜する講座と、テストなしで入れる講座が混ざっています。そのため「落ちた」と言われたときに実際に閉じた扉がどれなのかは、学年とコースによって変わります。この記事では、公式サイトに書かれているテストの時間・範囲・難しさと、落ちたあとに何が分かるかを先に整理し、そのうえで学年・コース別の認定条件と次にとれる手を並べます。

先に結論
  • 中学生(Z会進学教室・首都圏)の学力診断テストは英数国 各40分・理社 各25分。範囲は学校で習ったところで、英作文や数学の証明など記述も出る
  • 通常の入塾テストは答案が返ってこない。ただし中1・中2の秋冬の無料学力診断テスト(11/21〜12/12)は、答案を返しながら個別カウンセリングをしてくれる
  • 認定が必要なのは一部の講座だけ。小学生の理科・社会・思考力養成講座、高1の難関大クラス、個別指導はテストなしで入れる
  • 試験は「各回1回に限り」受験可=次の回は受け直せる。中学生は季節講習の最終日の確認テストでも代用できる
  • 入ってからの不安には、1教科1回の無料体験授業と、月度ごとのコース変更(開始日の5日前まで)で備えられる

なお、Z会の教室とZ会の通信教育は別のサービスで、通信教育のほうに入塾テストはありません。教室の選抜でつまずいたなら、同じ学年の教材と費用を並べて見比べておくと、このあとの判断が早くなります。資料請求は無料です。

テストの前に、Z会の教室そのものを知りたい方へ。Z会進学教室の料金・レベル・合格実績|24教室と学年別の年額で、24教室それぞれで受けられるコース、学年別の年額、公式が「Z会員」と「教室生」に分けて出している合格実績をまとめています。

入塾テストは難しい?|時間・範囲・出題の公式情報

合格ラインや合格率は公表されていません。ただし科目・時間・出題範囲は公式サイトに書かれています。次に受けるなら、ここを見てから対策を立てるのが最短です。

対象科目・時間出題範囲
高3生・受験生
選抜試験
英語50分/理系数学50分英語・数学とも高校で学習する全範囲
高2生
選抜試験
英語40分/数学40分英語=文法(全単元)・読解を含む総合問題/数学=数学Ⅰ・A・Ⅱ・B
高1生
選抜試験
英語40分/数学40分数学は回ごとに拡大。第1・2回=数学Ⅰ・A/第3・4回=+図形と方程式・三角関数・指数対数/第5・6回=+ベクトル・微分積分(数学Ⅱ)
高1生
入会テスト(東大クラス)
英語40分/数学40分入会時期に応じて教室で進行中の単元まで
中高一貫中学生
選抜試験・入会テスト
英語14:50〜15:30/数学15:40〜16:20公式サイトに記載なし
Z会進学教室(首都圏)中学生
学力診断テスト
英数国 各40分/理社 各25分
(5教科または英数国。理社のみ・単科の希望でも3教科)
学校で学習した範囲。基本から応用まで。英作文や数学の証明など記述問題も出る場合がある。コースごとに問題が異なる
小学生 中学受験コース(首都圏)
入会テスト
算数・国語公式サイトに範囲の記載なし。結果は5日以内に電話

高1の選抜試験で回が進むほど数学の範囲が広がるのは重要です。あとの回ほど「習っていない単元」が増えるため、先送りが必ずしも有利にはなりません。受け直す時期は、学校の進度と照らして決めてください。

なお高1の入会テストは御茶ノ水・渋谷・新宿・池袋・立川・三鷹・横浜・大宮の8教室で実施、選抜試験の会場は新宿教室(高2・高3は渋谷教室)と分かれています。申し込み前に会場を確認してください。

中学生の学力診断テストは、どれくらい難しい?

Z会進学教室(首都圏)のよくある質問には、「学力診断テストは難しいですか?」という問いにこう答えています。

最難関国私立高校受験コースは学校よりも難しい内容を学習しているので、学年が上がるにしたがって難しいと感じる方もいるかと思います。

よくあるご質問|Z会進学教室(首都圏) 中学生

中学生のテストは受けるコースを先に決めて申し込み、コースごとに別の問題が出ます。最難関国私立高校受験コース(V)は学習指導要領の範囲外も一部扱い、中3の夏に英数国の中学範囲を終える進度です。学校の定期テストで点が取れていても、Vコースの問題では届かないことは普通に起こると考えておくのが正確です。公立・私立上位高校受験コース(K)は、学校の進度に近い形で記述力を鍛えるコースで、中学範囲を終えるのは中3の12月です。


落ちたあと、何が足りなかったか分かる?|答案が戻るのは秋冬の無料テスト

通常の入塾テストは、答案が返ってきません。結果は電話で伝えられ、小学生の中学受験コースでは「学習の定着度合いや今後の学習についてもお話しいたします」とされています。電話が来たら、教科ごとの出来をその場で聞けるだけ聞いてください。

例外が、Z会進学教室(首都圏)が毎年秋冬に開く中1・中2向けの無料の学力診断テストです。2026年度は11月21日(土)〜12月12日(土)に各教室で行われ、「試験後には、テスト結果をもとにした一人ひとりへの個別カウンセリング」があり、答案はカウンセリングの際に返却されます(郵送はなし)。本科生は対象外の、外部生向けの企画です。

項目内容(2026年度)
対象中1・中2(本人・保護者)
日程11月21日(土)・23日(月・祝)、12月5日(土)・6日(日)・12日(土)。教室ごとに午前・午後の枠
教科・時間中1:英数国(各50分)/中2:英数国(各50分)、または理社(各25分)を足した5教科
範囲(中1)英語:現在進行形・形容詞・副詞・疑問詞・命令文・感嘆文/数学:計算・1次方程式・比例反比例・資料の活用/国語:漢字・説明的文章
範囲(中2)英語:不定詞・動名詞・助動詞・進行形・存在文/数学:計算・連立方程式・1次関数・平行と合同/国語:漢字・説明的文章・小説・古文・文法/理科・社会も単元を公開
費用無料。一部の教室では同時に保護者説明会(60分)
日程が合わない場合個別に日程を調整(申込時に希望日を伝える)

この診断テストは、冬期講習を受ける前の事前受験としても案内されています。「診断テストで答案と課題をもらう → 冬期講習 → 講習最終日の確認テストで本科の判定」という順番を取れば、落ちた直後に同じテストを受け直すより材料が多い状態で次に臨めます。冬期講習の料金・日程はZ会の冬期講習の記事にまとめました。受けられる教室と講座はZ会の教室のLINE相性診断(無料)で先に確かめられます。


Z会の「入塾テスト」は1種類ではない

まず混乱しやすいところを整理します。Z会の教室が実施しているテストは、公式サイト上で次の3つの名前で呼ばれています。

呼び名主に使われる場面役割
選抜試験中高一貫中学生のトップレベル講座、高校生の選抜クラス、小5のハイレベル算数上位クラスの受講資格の認定
入会テスト小学生の中学受験コース(算数・国語)、中高一貫中学生のスタンダード講座、高1の東大クラス受講資格の確認
学力診断テストZ会進学教室(首都圏)中学生の本科選抜とクラス分けを兼ねる

いずれも受験料は無料で、結果は実施後5日程度で電話連絡(Z会進学教室の学力診断テストは「数日程度」)。答案は返却されません。

答案が返ってこないということは、家庭で「どこで落ちたか」を分析することはできないという意味でもあります。結果連絡の電話は、次の手を決める唯一の材料です。小学生の中学受験コースについては、公式サイトに「学習の定着度合いや今後の学習についてもお話しいたします」と明記されています。電話が来たら、その場で聞けるだけ聞いてください。


学年・コース別|どの講座に「認定」が必要か

ここが本題です。Z会の教室は、全部の講座が選抜制なわけではありません。公式サイトの各ページに書かれている条件を、学年とコースごとに並べ直しました(2026年度・2026年9月時点)。

小学生・中学受験コース(首都圏)

講座テスト
算数・国語認定制。入会テスト(無料)が必要
ハイレベル算数事前の認定が必要。選抜受験(40分)/会場は池袋教室
理科・社会入会テストの受験は不要
思考力養成講座入会テストの受験は不要

算数と国語で認定が取れなくても、理科・社会・思考力養成講座は、テストなしでそのまま申し込めます。ここは見落とされやすいところです。


中学生・高校受験(Z会進学教室 首都圏)

公式サイトの表現は明快です。「本科(クラス授業)は選抜制です。入会するためには、事前に学力診断テストを受験していただきます」。

ただしこの学力診断テストは、コースごとに問題が違います。中3なら「最難関国私立高校受験コース(3V)」と「公立・私立上位高校受験コース(3K)」があり、申し込みの時点でどちらを受けるか決めます。つまり「Z会に落ちた」のではなく「選んだコースの問題で届かなかった」というだけの場合があります。

学力診断テストは5教科または英数国で受験し、試験料は無料。毎月随時実施されており、日程は入会希望の教室に問い合わせる形です。さらに、季節講習の最終日に実施される確認テストでも代用が可能と公式FAQに書かれています。

中学生・中高一貫校生(Z会東大進学教室)

講座必要なもの
トップレベル講座(選抜クラス)
中1〜中3の選抜東大英語/選抜東大・医学部数学
選抜試験(単科選抜)による認定
スタンダード講座
中1〜中3の英語/数学
原則として受講希望教科の入会テスト

どちらも試験は英語40分・数学40分、受験料は無料。本科の開講中は毎週土曜日に実施されています。そして両方に、こう添えられています——「学校の定期試験や模試の結果において、受講資格を認定する場合がございます」。

選抜クラスに届かなくても、スタンダード講座は別のテスト(入会テスト)で判定されます。選抜試験と入会テストは「内容が異なります」と公式に明記されています。


高校生・大学受験生(Z会東大進学教室/Z会進学教室大学受験部)

高校生はいちばん条件がはっきりしています。認定が必要なのは選抜クラスと、高1の東大クラス(英語・数学)だけです。

難関大クラスは受講認定は必須ではありません(公式サイトの記載。「学習効果上の観点からテストの受験をおすすめしています」とは書かれています)。つまり高1で東大クラスの入会テストに届かなくても、難関大クラスには認定なしで入れます。

もうひとつ、高2・高3の選抜クラスには試験を受けない認定ルートがあります。「6か月以内に受験した、全国規模で実施されるハイレベルな模試(記述式)の成績表」を送ることでエントリーできる仕組みです。2026年度の選抜試験は既に終了していますが、模試成績からのエントリーは別枠で受け付けられています。


関西圏・三島(静岡)、そして個別指導

関西圏(梅田・上本町・京都・神戸三宮・西宮北口)と三島の各コースページ、および関西圏のよくある質問には、入会テストや選抜についての案内が掲載されていません(2026年9月時点)。首都圏と同じ前提で考えず、教室に直接確認してください。

そしてZ会個別指導教室。公式の「受講までの流れ」は「①お問い合わせ → ②学習・受講相談 → ③授業体験 → ④お申し込み」の4ステップで、入塾テストにあたる工程がありません。体験授業は各コース1回70分が無料です。オンライン個別指導も用意されていて、こちらは全国から受講できます。


落ちたあとに実際にとれる4つの手

1. もう一度受ける

高校生の選抜試験の注意書きには「試験は各回1回に限り、受験することが可能です」とあります。裏を返せば、回が変われば受け直せるということです。高1の選抜試験は2月から翌年2月まで毎週土曜日に設定されており、第1回〜第6回で出題範囲が段階的に広がっていきます。

中高一貫中学生の選抜試験・入会テストも「本科開講中は毎週土曜日」。Z会進学教室の学力診断テストは「毎月随時」。日程は思っているよりずっと多く用意されています。

2. テストを受けずに認定を取る

ルート対象
ハイレベル記述模試の成績表(6か月以内・両面)を送る高2・高3の選抜クラス
学校の定期試験や模試の結果による認定中高一貫中学生(選抜・スタンダードとも)
季節講習の最終日の確認テストで代用Z会進学教室(首都圏)中学生の本科、中高一貫中学生のスタンダード講座

3つ目は特に現実的です。講習を1期受けてから、その最終日のテストで判定してもらう——落ちた直後にもう一度同じテストを受けるより、授業に慣れた状態で臨めます。講習は外部生も受けられ、2026年度の冬期講習は首都圏の中1・中2の5教科で62,200円(教材費込み)です。学年別の料金・日程と講習前の学力診断テストはZ会の冬期講習の料金早見表にまとめています。

3. 認定の要らない講座から入る

ここまでに出てきたものをまとめると、テストなしで入れる枠は次のとおりです。

  • 小学生・中学受験コースの理科・社会、思考力養成講座
  • 高校生の難関大クラス(認定は必須ではない)
  • Z会個別指導教室/オンライン個別指導(入塾テストの案内がない)

Z会個別指導教室は完全1対1で、中学入試コース・難関高校入試コース・大学入試の各コースがあります。教室は成城・二子玉川・自由が丘・新宿・高田馬場・荻窪・大泉学園・調布・立川・町田・横浜。集団授業の選抜に届かなかった学力を、1対1で埋めてから戻る——という順番が取れます。

どの講座なら認定なしで通えるかは、教室ごとに事情が違います。Z会の教室には5つの質問に答えるだけの相性診断(LINE・無料)があるので、当たりをつけてから電話するほうが早いです。

認定なしで通える講座を探すなら
小・中・高校生対象の『Z会の教室』

Z会の教室 LINE相性診断

Z会の教室は、中学受験・高校受験・大学受験・個別指導で受付が分かれています。
LINEで5つの質問に答えるだけで、学年と志望に合う教室・コースが分かります。
資料請求も無料です。

※開講状況や最新の料金は公式サイトでご確認ください。

なお入会金は17,000円ですが、免除・割引の条件が複数あり、時期によっては全額免除のキャンペーンが出ています。Z会グループの他塾(栄光ゼミナール・増田塾・大学受験ディアロなど)やZ会の通信教育の受講歴でも割引対象になるため、申し込み時に会員番号を伝えてください。

4. 教室ではなく通信教育に切り替える

ここは冷静に考える価値があります。Z会進学教室(首都圏)の中3・5教科セットの受講料は、月3週で60,100円、月4週で80,100円(別途教材費・季節講習費)。小5の中学受験コースは算国セットで月37,900〜47,700円です。通塾の時間と送迎も含めた家庭の負担は、金額表に出てきません。

ただし月額だけを見ると判断を誤ります。Z会の教室は月度によって授業が月3週か月4週かが変わるため、 月額を12倍しても年額になりません。公式の料金表どおりに数えると、中3・5教科は年約62万〜78万円、 小5の算国理社セットは年約64万円(いずれも授業料+教材費で、必修の季節講習費は別)。 通信教育はそれぞれ年約16万円、年約14万5千〜29万円です。 くわしい内訳と、通塾と通信をどう選び分けるかは Z会だけで中学受験に受かる?|公式の合格者の声53件で数えた「塾なし26件」と併用の時期 にまとめました。

入塾テストという入口でつまずいたことを、「そもそも集団塾という形が今の時期に合っているか」を考え直す機会にするという選択肢があります。Z会の通信教育には中学受験コース(小3〜小6)と、高校受験をする中学生向けのコースがあり、こちらに入塾テストはありません。

教材の中身と料金は、資料を取り寄せれば手元で比較できます。いずれも無料です。

いま資料請求すると付く期間限定の特典
・中学生コース(高校受験・中高一貫):11月1日(日)までの資料請求で、入会案内・体験見本に加えて、お子さん向けの学年別『英語ライティングワーク』と、保護者向けの情報誌『自主学習の継続を後押しする「保護者のサポート」とは?』が届きます。

・まだ小2・小3のお子さん:小学生コースの資料請求で「小2(中学受験情報誌付)」または「小3(中学受験情報誌付)」を選ぶと、受験するかどうかの決め方・合格までのスケジュール・志望校選びをまとめた小冊子『中学受験が気になったら読む本』が付きます(2027年3月31日(水)まで)。11月28日(土)までなら、学年別の『つまずきゼロ算数ワーク』と「作文お役立ちクリアファイル」も一緒に届きます。
→ Z会の通信教育 小学生コースの資料(無料)
※特典の内容と期限は変わることがあります。申し込む前に公式ページで確認してください。

入ってからついていけるか|公式が書いている仕組み

「入塾テストにぎりぎり通っても、入ってからついていけるのか」という不安には、Z会進学教室(首都圏)中学生のよくある質問に答えの材料があります。

項目公式サイトの記載
体験授業本科の授業を1教科1回に限り無料で体験できる
クラスの人数定員15〜30名程度。平均は1クラス10〜15名程度
講師集団授業は採用試験で選抜したプロ講師のみ。学生アルバイトはいない
テスト各月度の最後に月例テスト・実力テスト(中1・公立コースは2か月に1度)、季節講習の最終日に確認テスト
欠席したとき座席に空きがあれば、同じ講座の他クラス・他教室で振替受講できる
コースの変更本科は各月度開始日の5日前まで、解約・変更ができる
季節講習本科生は原則必修。英数国は前の学期の復習が中心で、進度は先へ進まない
自習室各教室にある。満席なら空き教室を自習室にする

ついていけるかが心配なら、入会前に体験授業を1回受けて、授業の速さと宿題の量を確かめるのが一番確実です。入ったあとで進度が合わなければ、最難関国私立コースから公立・私立上位コースへ移る、という調整も月度単位でできます。どちらのコースか迷うなら、教室に相談したうえで、入ってから月度単位で見直すという選び方もできます。


「落ちた」をどう受け止めるか

合格ラインは公表されていません。答案も返ってきません。つまり、何がどれだけ足りなかったのかは、家庭には最後まで分からないままです。分からないものを材料にして、お子さんの能力や、これまでの育て方を採点しないでください。分からないのだから、採点はできません。

そのうえで、事実として言えることが2つあります。

ひとつ。Z会進学教室の学力診断テストは、合否判定であると同時に、クラス分けのためのテストです。コースごとに問題が違うのはそのためで、「最難関国私立コースの問題では届かなかったが、公立・私立上位コースなら」という判定は普通に起こります。落ちたのはお子さん自身ではなく、申し込んだコースとの距離です。

ふたつ。選抜クラスは、東大・医学部・最難関校を正面から狙う層のための枠です。そこはそもそも通過できる人のほうが少ない場所で、通過できなかったことは、その子が何になれるかとは関係がありません。

入口の選抜に通ったかどうかと、最後にどこへ行き着くかは、まったく別の線です。最難関向けの選抜クラスに座っていなくても、そこから届く場所はいくらでもあります。中学受験でも高校受験でも、入試の結果はテスト1回では決まりません。

お子さんに伝えるときも、同じことでいいと思います。落ちたのはひとつの講座の、ひとつの回です。それ以上の意味を、大人の側が足さないこと。いま必要なのは反省会ではなく、次にどこで勉強するかを決めることだけです。

その「次」の候補のひとつが、入塾テストのないZ会の通信教育です。教室と同じZ会の教材を、家で、自分のペースで進められます。資料は無料で取り寄せられるので、次の入塾テストを待つあいだに中身だけでも見ておくと、選択肢が1つ増えます。


よくある質問

質問公式サイトの記載
受験料はかかる?無料(選抜試験・入会テスト・学力診断テストのいずれも)
結果はいつ分かる?実施後5日程度で電話連絡(学力診断テストは「数日程度」)
答案は返してもらえる?通常の入塾テストは返却なし。中1・中2の秋冬の無料学力診断テストは、個別カウンセリングの際に返却
テストの時間は?Z会進学教室(首都圏)中学生の学力診断テストは英数国 各40分・理社 各25分。高校生の選抜試験は英語・数学 各40分(高3は各50分)
範囲は?中学生は「学校で学習した範囲」で基本から応用まで、英作文や証明などの記述もある。高校生は学年・回ごとに公表
合格ラインや合格率は?公表されていない
入る前に授業を見られる?本科の授業を1教科1回に限り無料で体験できる(中学生)
何回でも受けられる?「試験は各回1回に限り受験することが可能」。回が変われば受験できる
いつ申し込む?Webは3日前まで、電話・教室窓口は各試験日の前日まで
テストを受けずに入る方法は?模試の成績表によるエントリー、学校の定期試験や模試による認定、季節講習最終日の確認テストでの代用
入会金は?17,000円(免除・割引の条件あり。再入会時は不要)

まとめ

Z会の教室で「落ちた」と言われたとき、実際に閉じたのはひとつの講座の、ひとつの回の扉です。

いまできること
  1. 結果連絡の電話で、どの教科がどの程度だったかを聞く(通常の答案は返ってこない)
  2. 中1・中2なら、答案が返ってくる秋冬の無料学力診断テスト(11/21〜12/12)で課題を確かめる
  3. 同じ講座を次の回で受け直すか、季節講習の確認テストで判定してもらうかを決める
  4. 認定の要らない講座(理社・思考力養成講座・難関大クラス・個別指導)を教室に確認する
  5. 入れたあとが心配なら、無料の体験授業で授業の速さを確かめる
  6. 模試の成績表でエントリーできる学年なら、それを送る
  7. 通塾という形自体を、通信教育と並べて考え直す

どれも、今日のうちに電話1本か資料請求1回で動かせます。通信教育の資料はフォームから直接、無料で申し込めます。

※本文の内容は2026年10月29日時点で公式サイトに公開されていた情報にもとづきます(秋冬の学力診断テストは2026年度の日程)。日程・料金・認定条件は変更されることがあるため、申し込み前に必ず各教室にご確認ください。

コメント

タイトルとURLをコピーしました