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Z会進学教室の入塾テストに落ちたら|再受験とテスト不要の講座を学年別に整理【2026年度】

Z会の教室の入塾テストに落ちたあとの選択肢を学年・コース別に整理した記事のアイキャッチ 塾・予備校選び
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Z会の教室には、入塾テストで選抜する講座と、テストなしで入れる講座が混ざっています。そのため「落ちた」と言われたときに実際に閉じた扉がどれなのかは、学年とコースによって変わります。

この記事では、公式サイトに書かれている条件を学年・コース別に並べ直し、そのうえで次にとれる手を整理します。

先に結論
  • Z会の教室のテストは「選抜試験」「入会テスト」「学力診断テスト」の3種類。役割が違う
  • 認定が必要なのは一部の講座だけ。高1の難関大クラス、小学生の理科・社会・思考力養成講座などはテストなしで入れる
  • 試験は「各回1回に限り」受験可=次の回は受け直せる。多くの講座で毎週土曜に実施されている
  • テストを受けずに模試の成績や学校の定期試験で認定を得るルートが公式に用意されている
  • 個別指導(Z会個別指導教室・オンライン個別指導)には入塾テストの案内そのものがない

なお、Z会の教室とZ会の通信教育は別のサービスで、通信教育のほうに入塾テストはありません。教室の選抜でつまずいたなら、同じ学年の教材と費用を並べて見比べておくと、このあとの判断が早くなります。資料請求は無料です。

Z会の「入塾テスト」は1種類ではない

まず混乱しやすいところを整理します。Z会の教室が実施しているテストは、公式サイト上で次の3つの名前で呼ばれています。

呼び名主に使われる場面役割
選抜試験中高一貫中学生のトップレベル講座、高校生の選抜クラス、小5のハイレベル算数上位クラスの受講資格の認定
入会テスト小学生の中学受験コース(算数・国語)、中高一貫中学生のスタンダード講座、高1の東大クラス受講資格の確認
学力診断テストZ会進学教室(首都圏)中学生の本科選抜とクラス分けを兼ねる

いずれも受験料は無料で、結果は実施後5日程度で電話連絡(Z会進学教室の学力診断テストは「数日程度」)。答案は返却されません

答案が返ってこないということは、家庭で「どこで落ちたか」を分析することはできないという意味でもあります。結果連絡の電話は、次の手を決める唯一の材料です。小学生の中学受験コースについては、公式サイトに「学習の定着度合いや今後の学習についてもお話しいたします」と明記されています。電話が来たら、その場で聞けるだけ聞いてください。

学年・コース別|どの講座に「認定」が必要か

ここが本題です。Z会の教室は、全部の講座が選抜制なわけではありません。公式サイトの各ページに書かれている条件を、学年とコースごとに並べ直しました(2026年度・2026年9月時点)。

小学生・中学受験コース(首都圏)

講座テスト
算数・国語認定制。入会テスト(無料)が必要
ハイレベル算数事前の認定が必要。選抜受験(40分)/会場は池袋教室
理科・社会入会テストの受験は不要
思考力養成講座入会テストの受験は不要

算数と国語で認定が取れなくても、理科・社会・思考力養成講座は、テストなしでそのまま申し込めます。ここは見落とされやすいところです。


中学生・高校受験(Z会進学教室 首都圏)

公式サイトの表現は明快です。「本科(クラス授業)は選抜制です。入会するためには、事前に学力診断テストを受験していただきます」。

ただしこの学力診断テストは、コースごとに問題が違います。中3なら「最難関国私立高校受験コース(3V)」と「公立・私立上位高校受験コース(3K)」があり、申し込みの時点でどちらを受けるか決めます。つまり「Z会に落ちた」のではなく「選んだコースの問題で届かなかった」というだけの場合があります。

学力診断テストは5教科または英数国で受験し、試験料は無料毎月随時実施されており、日程は入会希望の教室に問い合わせる形です。さらに、季節講習の最終日に実施される確認テストでも代用が可能と公式FAQに書かれています。

中学生・中高一貫校生(Z会東大進学教室)

講座必要なもの
トップレベル講座(選抜クラス)
中1〜中3の選抜東大英語/選抜東大・医学部数学
選抜試験(単科選抜)による認定
スタンダード講座
中1〜中3の英語/数学
原則として受講希望教科の入会テスト

どちらも試験は英語40分・数学40分、受験料は無料。本科の開講中は毎週土曜日に実施されています。そして両方に、こう添えられています——「学校の定期試験や模試の結果において、受講資格を認定する場合がございます」。

選抜クラスに届かなくても、スタンダード講座は別のテスト(入会テスト)で判定されます。選抜試験と入会テストは「内容が異なります」と公式に明記されています。


高校生・大学受験生(Z会東大進学教室/Z会進学教室大学受験部)

高校生はいちばん条件がはっきりしています。認定が必要なのは選抜クラスと、高1の東大クラス(英語・数学)だけです。

難関大クラスは受講認定は必須ではありません(公式サイトの記載。「学習効果上の観点からテストの受験をおすすめしています」とは書かれています)。つまり高1で東大クラスの入会テストに届かなくても、難関大クラスには認定なしで入れます。

もうひとつ、高2・高3の選抜クラスには試験を受けない認定ルートがあります。「6か月以内に受験した、全国規模で実施されるハイレベルな模試(記述式)の成績表」を送ることでエントリーできる仕組みです。2026年度の選抜試験は既に終了していますが、模試成績からのエントリーは別枠で受け付けられています


関西圏・三島(静岡)、そして個別指導

関西圏(梅田・上本町・京都・神戸三宮・西宮北口)と三島の各コースページ、および関西圏のよくある質問には、入会テストや選抜についての案内が掲載されていません(2026年9月時点)。首都圏と同じ前提で考えず、教室に直接確認してください。

そしてZ会個別指導教室。公式の「受講までの流れ」は「①お問い合わせ → ②学習・受講相談 → ③授業体験 → ④お申し込み」の4ステップで、入塾テストにあたる工程がありません。体験授業は各コース1回70分が無料です。オンライン個別指導も用意されていて、こちらは全国から受講できます。


入塾テストでは何が出るのか

合格ラインは公表されていませんが、出題範囲は公式サイトに書かれています。次に受けるなら、ここを見てから対策を立てるのが最短です。

対象科目・時間出題範囲
高3生・受験生
選抜試験
英語50分/理系数学50分英語・数学とも高校で学習する全範囲
高2生
選抜試験
英語40分/数学40分英語=文法(全単元)・読解を含む総合問題/数学=数学Ⅰ・A・Ⅱ・B
高1生
選抜試験
英語40分/数学40分数学は回ごとに拡大。第1・2回=数学Ⅰ・A/第3・4回=+図形と方程式・三角関数・指数対数/第5・6回=+ベクトル・微分積分(数学Ⅱ)
高1生
入会テスト(東大クラス)
英語40分/数学40分入会時期に応じて教室で進行中の単元まで
中高一貫中学生
選抜試験・入会テスト
英語14:50〜15:30/数学15:40〜16:20公式サイトに記載なし
Z会進学教室(首都圏)中学生
学力診断テスト
5教科または英数国コースごとに問題が異なる

高1の選抜試験で回が進むほど数学の範囲が広がるのは重要です。あとの回ほど「習っていない単元」が増えるため、先送りが必ずしも有利にはなりません。受け直す時期は、学校の進度と照らして決めてください。

なお高1の入会テストは御茶ノ水・渋谷・新宿・池袋・立川・三鷹・横浜・大宮の8教室で実施、選抜試験の会場は新宿教室(高2・高3は渋谷教室)と分かれています。申し込み前に会場を確認してください。


落ちたあとに実際にとれる4つの手

1. もう一度受ける

高校生の選抜試験の注意書きには「試験は各回1回に限り、受験することが可能です」とあります。裏を返せば、回が変われば受け直せるということです。高1の選抜試験は2月から翌年2月まで毎週土曜日に設定されており、第1回〜第6回で出題範囲が段階的に広がっていきます。

中高一貫中学生の選抜試験・入会テストも「本科開講中は毎週土曜日」。Z会進学教室の学力診断テストは「毎月随時」。日程は思っているよりずっと多く用意されています。

2. テストを受けずに認定を取る

ルート対象
ハイレベル記述模試の成績表(6か月以内・両面)を送る高2・高3の選抜クラス
学校の定期試験や模試の結果による認定中高一貫中学生(選抜・スタンダードとも)
季節講習の最終日の確認テストで代用Z会進学教室(首都圏)中学生の本科、中高一貫中学生のスタンダード講座

3つ目は特に現実的です。講習を1期受けてから、その最終日のテストで判定してもらう——落ちた直後にもう一度同じテストを受けるより、授業に慣れた状態で臨めます。

3. 認定の要らない講座から入る

ここまでに出てきたものをまとめると、テストなしで入れる枠は次のとおりです。

  • 小学生・中学受験コースの理科・社会思考力養成講座
  • 高校生の難関大クラス(認定は必須ではない)
  • Z会個別指導教室オンライン個別指導(入塾テストの案内がない)

Z会個別指導教室は完全1対1で、中学入試コース・難関高校入試コース・大学入試の各コースがあります。教室は成城・二子玉川・自由が丘・新宿・高田馬場・荻窪・大泉学園・調布・立川・町田・横浜。集団授業の選抜に届かなかった学力を、1対1で埋めてから戻る——という順番が取れます。

どの講座なら認定なしで通えるかは、教室ごとに事情が違います。Z会の教室には5つの質問に答えるだけの相性診断(LINE・無料)があるので、当たりをつけてから電話するほうが早いです。

なお入会金は17,000円ですが、免除・割引の条件が複数あり、時期によっては全額免除のキャンペーンが出ています。Z会グループの他塾(栄光ゼミナール・増田塾・大学受験ディアロなど)やZ会の通信教育の受講歴でも割引対象になるため、申し込み時に会員番号を伝えてください。

4. 教室ではなく通信教育に切り替える

ここは冷静に考える価値があります。Z会進学教室(首都圏)の中3・5教科セットの受講料は、月3週で60,100円、月4週で80,100円(別途教材費・季節講習費)。小5の中学受験コースは算国セットで月37,900〜47,700円です。通塾の時間と送迎も含めた家庭の負担は、金額表に出てきません。

入塾テストという入口でつまずいたことを、「そもそも集団塾という形が今の時期に合っているか」を考え直す機会にするという選択肢があります。Z会の通信教育には中学受験コース(小3〜小6)と、高校受験をする中学生向けのコースがあり、こちらに入塾テストはありません。

教材の中身と料金は、資料を取り寄せれば手元で比較できます。いずれも無料です。


「落ちた」をどう受け止めるか

合格ラインは公表されていません。答案も返ってきません。つまり、何がどれだけ足りなかったのかは、家庭には最後まで分からないままです。分からないものを材料にして、お子さんの能力や、これまでの育て方を採点しないでください。分からないのだから、採点はできません。

そのうえで、事実として言えることが2つあります。

ひとつ。Z会進学教室の学力診断テストは、合否判定であると同時に、クラス分けのためのテストです。コースごとに問題が違うのはそのためで、「最難関国私立コースの問題では届かなかったが、公立・私立上位コースなら」という判定は普通に起こります。落ちたのはお子さん自身ではなく、申し込んだコースとの距離です。

ふたつ。選抜クラスは、東大・医学部・最難関校を正面から狙う層のための枠です。そこはそもそも通過できる人のほうが少ない場所で、通過できなかったことは、その子が何になれるかとは関係がありません。

入口の選抜に通ったかどうかと、最後にどこへ行き着くかは、まったく別の線です。最難関向けの選抜クラスに座っていなくても、そこから届く場所はいくらでもあります。中学受験でも高校受験でも、入試の結果はテスト1回では決まりません。

お子さんに伝えるときも、同じことでいいと思います。落ちたのはひとつの講座の、ひとつの回です。それ以上の意味を、大人の側が足さないこと。いま必要なのは反省会ではなく、次にどこで勉強するかを決めることだけです。

その「次」の候補のひとつが、入塾テストのないZ会の通信教育です。教室と同じZ会の教材を、家で、自分のペースで進められます。資料は無料で取り寄せられるので、次の入塾テストを待つあいだに中身だけでも見ておくと、選択肢が1つ増えます。


よくある質問

質問公式サイトの記載
受験料はかかる?無料(選抜試験・入会テスト・学力診断テストのいずれも)
結果はいつ分かる?実施後5日程度で電話連絡(学力診断テストは「数日程度」)
答案は返してもらえる?返却なし
何回でも受けられる?「試験は各回1回に限り受験することが可能」。回が変われば受験できる
いつ申し込む?Webは3日前まで、電話・教室窓口は各試験日の前日まで
テストを受けずに入る方法は?模試の成績表によるエントリー、学校の定期試験や模試による認定、季節講習最終日の確認テストでの代用
入会金は?17,000円(免除・割引の条件あり。再入会時は不要)

まとめ

Z会の教室で「落ちた」と言われたとき、実際に閉じたのはひとつの講座の、ひとつの回の扉です。

いまできること
  1. 結果連絡の電話で、どの教科がどの程度だったかを聞く(答案は返ってこない)
  2. 同じ講座を次の回で受け直すか、季節講習の確認テストで判定してもらうかを決める
  3. 認定の要らない講座(理社・思考力養成講座・難関大クラス・個別指導)を教室に確認する
  4. 模試の成績表でエントリーできる学年なら、それを送る
  5. 通塾という形自体を、通信教育と並べて考え直す

どれも、今日のうちに電話1本か資料請求1回で動かせます。通信教育の資料はフォームから直接、無料で申し込めます。

この記事で参照した公式ページ

※本文の内容は2026年9月時点で公式サイトに公開されていた情報にもとづきます。日程・料金・認定条件は変更されることがあるため、申し込み前に必ず各教室にご確認ください。

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